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月光のさす場所 角川文庫
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月光のさす場所 角川文庫

眉村卓(著者)

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月光のさす場所 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川グループパブリッシング
発売年月日 1985/08/01
JAN 9784041357439

月光のさす場所

¥275

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2023/02/17

眉村卓の大人向けSF短篇集。 郊外のとある街に、小さい掘り出し物の家を見つけ購入した。しかし同棲していた恋人は同居することを渋る。そして引っ越しをし、いざ住もうとすると、市の職員が家を訪れ、色々と注文を出していく…。 大人向けの眉村卓を読むのは、かなり久しぶりである。というの...

眉村卓の大人向けSF短篇集。 郊外のとある街に、小さい掘り出し物の家を見つけ購入した。しかし同棲していた恋人は同居することを渋る。そして引っ越しをし、いざ住もうとすると、市の職員が家を訪れ、色々と注文を出していく…。 大人向けの眉村卓を読むのは、かなり久しぶりである。というのも、眉村卓作品は、講談社に移管された一部の作品を覗いて、すでに入手困難であるからである。この本も背表紙にバーコードがなく、チェーン展開している古本屋では、廃棄に入るものだ。 1970年代に書かれたと見られる本書に含まれる6篇は、会社が地方都市を牛耳る会社城下町や、エリート教育の危うさなど、当時の時代背景を表したものばかりである。中高の頃に図書館等で読んでいた小松左京のSFや森村誠一のミステリ作品と重なるものがあり、ワタシには理解しやすかったが、最近の人には理解できるだろうか。 この手の作品、当時から見た未来の生活という意味で、もっとも理解に引っかかるのが、通信手段である。当時の最先端の考え方をしても、現在ある薄く平面の液晶画面や、持ち運ぶ電話機(さらにカメラまで付いている)が予想できていなかった。 それは仕方がないとしても、当時考えられていた最先端の通信手段がテレビ電話で、それらに「映電」などという当時にしかわからない略称をつけていたのは、今となっては苦しいなあ。 最後2本のショートショートのようなアンドロイド作品も、哀愁も感じる良作である。 しかし、手に入らないんだよなあもう。角川さん、なんとかしてよ。

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2023/02/07

鳳凰傘下 月光のさす場所 暁の前 オーデイション 霧に還る 剥落の冬 解説:鏡明 サラリーマン主人公の幻想小説系の作品。

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2020/08/04

だいぶ前に書かれたSF。すごいのは、現状が、想像を越えているところ。 控えめなSFは、まるでパラレルワールドのようで、懐かしささえ感じます。 未来を意識すればするほど、奇妙に人間臭さがでてきて、とても興味深かったです。

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