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源氏物語の男君たち
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源氏物語の男君たち

瀬戸内寂聴【著】

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源氏物語の男君たち

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会
発売年月日 2008/08/28
JAN 9784140813041

源氏物語の男君たち

¥330

商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2025/02/21

いや、改めて平安時代の男性の登場人物、現代から見たら、くそだなぁと思いましたにぇ。 特に源氏の君!継母(藤壺の宮)、人妻(空蝉)と関係を持ってしまうなんてさ、今だったら慰謝料とんでもない量払うことになってまうぞ。 一番、可哀想なのは、葵の君(源氏の初めての妻)だと思うなあ。六条の...

いや、改めて平安時代の男性の登場人物、現代から見たら、くそだなぁと思いましたにぇ。 特に源氏の君!継母(藤壺の宮)、人妻(空蝉)と関係を持ってしまうなんてさ、今だったら慰謝料とんでもない量払うことになってまうぞ。 一番、可哀想なのは、葵の君(源氏の初めての妻)だと思うなあ。六条の御息所に夕霧を産んだ後、乗っ取られてそのまま死んじゃうなんて…、六条の御息所も、嫉妬に駆られてしまったけど、被害者の一人だねぇ…。 「あさきゆめみし」だと、源氏のマイナスの部分はそこまで描いてなくて気づかなかったけど。まあ、源氏も辛い人生だったけど…。うーん。

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2024/02/03

女君編に続いて、男君編。こちらも面白かったです。 とにかく、紫式部って、本当にすごい作家だったんだなぁという感想です。記憶喪失を小説に利用したり、題名だけで本文なし、という手法だったり。特に、因果応報、生者必滅、会者定離での伏線回収。やっぱりすごい。 瀬戸内寂聴氏の解説はとてもわ...

女君編に続いて、男君編。こちらも面白かったです。 とにかく、紫式部って、本当にすごい作家だったんだなぁという感想です。記憶喪失を小説に利用したり、題名だけで本文なし、という手法だったり。特に、因果応報、生者必滅、会者定離での伏線回収。やっぱりすごい。 瀬戸内寂聴氏の解説はとてもわかりやすかったので、次は小説を読んでみようかと思います。

Posted by ブクログ

2016/07/21

 著者の文章はほとんど読んだことがなくて、食わず嫌いでした。実にわかりやすく、しかも適度にやわらかく、源氏物語に出てくる男君たちを解説しています。  当然、源氏に対する記述が多くなります。ただ、今までは源氏以外の男君を気にしたことがなかったので、この本を読んでおくと、源氏物語を...

 著者の文章はほとんど読んだことがなくて、食わず嫌いでした。実にわかりやすく、しかも適度にやわらかく、源氏物語に出てくる男君たちを解説しています。  当然、源氏に対する記述が多くなります。ただ、今までは源氏以外の男君を気にしたことがなかったので、この本を読んでおくと、源氏物語を読むときの視点が広がっていいと思います。  著者自身も小説を書いているため、源氏物語の作者である紫式部の意図やテクニックについても考察してあるところが面白いです。もちろん、正解があるものでもないでしょうが、紫式部の人間像が現れるようで面白い試みです。  女君について書いた本もあるようなので、次回はそちらも読んでみようと思います。

Posted by ブクログ