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自殺論
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自殺論

ジョンダン【著】, E.W.サリヴァン【編】, 吉田幸子, 久野幸子, 岡村眞紀子, 齊藤美和【訳】

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自殺論

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 英宝社
発売年月日 2008/07/25
JAN 9784269810433

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2012/09/13

自然の法、理性の法(国法および教会法)、神の法に照らし合わせ、例を上げて、自死(ここでは自己殺害という言葉が使われている)を許されざる罪とする、当時の厳しい判断がいかに間違っているかを、検証したもの。 ジョン・ダンは決して自死を美化しているのでも、推奨しているのでもない。 より...

自然の法、理性の法(国法および教会法)、神の法に照らし合わせ、例を上げて、自死(ここでは自己殺害という言葉が使われている)を許されざる罪とする、当時の厳しい判断がいかに間違っているかを、検証したもの。 ジョン・ダンは決して自死を美化しているのでも、推奨しているのでもない。 より憐れみ深くあるべきことを説いているのだ。 今日の日本において、小中高生の自死が急増しているが、その6割は理由不明とのこと。 なぜ、そばにいる家族や同級生などが気付けないのか。 自死に対して、厳しすぎる見方を通りすぎて、無感覚に陥っている、とこの感想文の筆者は考える。 鉄道自死でダイヤが乱れても何事もなかったかのように、人々は足繁く行き交う。 いじめが起きているのがわかっていても、予定通りに授業は進む。 生活保護を受給できずに餓死するニュースを、茶の間で食事をしながら当たり前に観る。 こんな生活を送っていながら、いじめで自死しようとする子どもたちを気遣えるはずがない。 この本は、今の日本に是が非でも必要だと思う。 自死に対する感覚をこの本で取り戻すべきなのだ。 その感覚なくして、どうして自死を防げるというのだろう。

Posted by ブクログ

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