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ホモセクシャルの世界史 文春文庫
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ホモセクシャルの世界史 文春文庫

海野弘【著】

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ホモセクシャルの世界史 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2008/08/10
JAN 9784167751012

ホモセクシャルの世界史

¥220

商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2018/07/16

面白い、興味深い方向で。読むのに気合がいるかも。まじめに面白い、確かにタイトルで損してるかも。じっくり長い時間をかけて読み返しながら読みたいけど(さっと読むと全部忘れそうなので反芻したい)家族バレが怖くて手元に置けない、電子で買い直すか。少し古いのかなぁと思うところもある。動物に...

面白い、興味深い方向で。読むのに気合がいるかも。まじめに面白い、確かにタイトルで損してるかも。じっくり長い時間をかけて読み返しながら読みたいけど(さっと読むと全部忘れそうなので反芻したい)家族バレが怖くて手元に置けない、電子で買い直すか。少し古いのかなぁと思うところもある。動物にもみられるがメスの代用でないのは人間だけとあるけれど、違う例もあるような?ボノボとか。それは最近の発見なのか、私の勘違いなのか。あととてもリズムのよい文章なのに素通りすると「ん?な、何だったの今のところ?」とわかり難い部分もあって、内容がちょい複雑なだけに残念。 ギリシャをちょっと読んだけど、なるほどーと感心しまくり。『クリューシッポス』(エウリピデス著)によると、クリューシッポスさんを期限とする愛と憎しみがギリシャ悲劇のネットワークを生み出している、ってホントですかー こう聞くと何がなにやらだけど、↓ ペロプス(ポセイドンに愛された美少年)の息子1クリューシッポスに、客で来たテーバイの王子ラーイオスが惚れて誘拐、クリューシッポスは自殺、父ちゃんのペロプスはラーイオスを呪う。この呪いが!悲劇の始まりなんです! だって、呪われたラーイオスの息子が【オイディプス王】だから。あの、父を殺し母を娶り、事実を知り目を潰して放浪に出る、フロイトの言うエディプスコンプレックス(マザコン)の名前の元となった彼! そしてペプロスの息子2、アトレウス。クリューシッポス殺しの濡れ衣を着せられ、放浪し、ミュケーナイの王になり、その子が【アガメムノン】である…… やれやれ、ほんの少しの抜粋ですが、これで興味を持たれた方は是非読んでみて下さい。分厚いです。

Posted by ブクログ

2014/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 世界史の中で封印され続けてきたタブー、「同性愛」。 古代ギリシアから、ルネサンスの禁欲、“世紀末”の愛の迷宮、帝国主義と二つの世界大戦、そして、性意識の増大した二十世紀に花開いた美と多様な価値観。 その裏側には、知られざる壮大なホモセクシャル・ネットワークがあった。 今、明かされる、前人未到の裏世界史。 [ 目次 ] 世界史の中の封印されたタブー 第1部 古代から十九世紀まで 近代以前(同性愛の起源;ギリシアの愛;ローマからキリスト教世界へ;ルネサンス ほか) 第2部 二十世紀 性の世紀(ブルームズベリー・グループ;バレエ・リュス・コネクション;太陽の子ら―二つの大戦の間;同性愛の政治学―第二次世界大戦期前後 ほか) そして二十一世紀 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2012/05/28

題名と表紙でかなり損してる気がします。ものすごく綿密に書き上げられた世界史の本です。教科書や一般にかかれている歴史の⁇⁇ と感じたかなりの行間の隙間がこの本で埋められます。この表紙は、硬派な内容のこの作品にはあっていない気がして、残念です。

Posted by ブクログ

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