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戦争は女の顔をしていない
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 群像社 |
発売年月日 | 2008/07/26 |
JAN | 9784903619101 |
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戦争は女の顔をしていない
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読むと無限に気分が沈むが、洗濯部隊の話は優しくて好き。(コミカライズで1話目になっていて嬉しい。)驚くのは、中高生あたりの少女がこんなにも多く前線を志願したのか、ということ。もちろん志願してない人はインタビュー対象じゃないので出てこないのだが、それにしても…と感じた。戦後も報われたとは言い難い人生を歩む人が多く、更に落ち込む。
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第二次世界大戦時のソ連対ドイツで戦ってきた女性達から作者が話を聞き、書籍にまとめたもの。これを読んでいて、その感情を持つ人がまだ生きていて、あるいは数世代しか経っていないのに戦争がなんでおこなわれてしまうのかと思ってしまう… 男性向けの勝ったこと戦術やそこに向かう話ではなく、それ...
第二次世界大戦時のソ連対ドイツで戦ってきた女性達から作者が話を聞き、書籍にまとめたもの。これを読んでいて、その感情を持つ人がまだ生きていて、あるいは数世代しか経っていないのに戦争がなんでおこなわれてしまうのかと思ってしまう… 男性向けの勝ったこと戦術やそこに向かう話ではなく、それぞれの女性の日常と辛さと当たり前とギャップがある。何を信じていてその先に何があると思っていたのか… 重たくて読み進めるのがつらくなるけどそれが現実だとするならば、平和な世界のありがたさをしっかり認識していたい
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「同士少女よ武器を取れ」を読んで、本書を知った。「独ソ戦」の影響からか、読書前の想像では戦争犯罪被害者の女性の物語だと思っていたが、独ソ戦に従軍した女性兵士のインタビューであった。 弓や刀での白兵戦と違い、銃や大砲などの近代兵器の時代では女性も兵士として戦えることは理解できる...
「同士少女よ武器を取れ」を読んで、本書を知った。「独ソ戦」の影響からか、読書前の想像では戦争犯罪被害者の女性の物語だと思っていたが、独ソ戦に従軍した女性兵士のインタビューであった。 弓や刀での白兵戦と違い、銃や大砲などの近代兵器の時代では女性も兵士として戦えることは理解できるが、やはり精神的には相当キツイものがある。特に子供を産み、育てる役割を与えられている女性が、人を殺したトラウマに侵されると、復員後の養育に大きな影響があるだろう。社会も安定しないだろう。 それにしても、肉親や知り合いを殺されたとはいえ、本書に登場する女性のほとんどは熱意を持って従軍を希望したことは、当時はそれを是とする風潮を感じさせる。社会の大きな流れ、洗脳の恐ろしさを感じた。 とはいえ、インタビュー記事の内容は、こんなに熱意を持って私は志願しました → 戦場でも勇敢に戦いました → しかし、戦後はトラウマになりました。というパターンが多く、読み進むうちに著者や登場人物には悪いが、飽きを感じさせた。 たぶん、嘘は言っていないとは思うが、一定のバイアスに沿って言わされている感がある。なぜ、もっと本心を言わないのか、というもどかしさが本書に対する飽きを感じさせるのだ。 悪い本ではないが、最後まで読み進もうと思わなかった。
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