ファーブル昆虫記 ぞうむし 科学絵本ライブラリー

小林清之介【文】, 内藤貞夫【絵】, 須田孫七【監修】

• 販売会社／発売会社: ひさかたチャイルド
• 発売年月日: 2008/06/01
• JAN: 9784893256881

商品レビュー

2023/02/23

子供が拾ってきたドングリには、虫が入っているから出てこないように煮る、という対策をみなさんが講じていることを幼稚園２年目にして知る。友達少ないからな、南無。どんな虫が入ってるんだ？蛾の幼虫とか？！ぎゃーと慄いていたが、ゾウムシらしい。ゾウムシって何ぞやと思っていたところにファーブル本があった。
かなり面白い内容だった。身近にこんな面白い虫がいたなんて。

2010/04/01

オリーブを無農薬で育てることができたら、という仮説があります。現状から言うと非常に困難。その最大の理由が「オリーブゾウムシ」という害虫を防ぐ方法がスミチオンという農薬に依存するしかないから。そこで、オリーブゾウムシのことを調べてみたくて、本を探してのだけど、ネットでも国会図書館でも見つけることができなかった。唯一近かった本が、このファーブル昆虫記のぞうむし。シギゾウムシの生態が絵本になっている。ゾウムシという昆虫の整理を大まかに知ることができた。そういえば、僕は子どもの頃、虫が大好きだったのでファーブル昆虫記をよく読んだと思う。変人ファーブルすごい人である。この絵本を食い入るように読んでいた僕を見た息子が「パパはゾウムシが好きなの？」と聞いてきた。そう、まだ見ぬ敵だが長い付き合いになりそうな敵が大好きになる予感がする。早く会いたい。そして飼いたい。