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英語で読み解く賢治の世界 岩波ジュニア新書
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英語で読み解く賢治の世界 岩波ジュニア新書

ロジャーパルバース【著】, 上杉隼人【訳】

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英語で読み解く賢治の世界 岩波ジュニア新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2008/06/23
JAN 9784005005987

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英語で読み解く賢治の世界

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商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

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2025/11/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

この本は、宮沢賢治の作品を英訳されている方が英語で書いた本を和訳されたもののようです。 海外文学を翻訳する日本人翻訳家さんについての本は読んだことがあったけれど、日本文学を外国語に訳されている人の本はたぶん読んだことがほぼなかったので興味深かったです。 宮澤賢治のいくつかの代表作の英訳の紹介と、なぜそのワードを選択したのか、という背景が記されています。 母国語で読んでも言おうとしていることをなかなかつかめない詩や童話作品、異文化と思ってこうして解釈とともに読むと、何が分かっていないのかとか、曖昧なのかとか、そういったところから掘り起こされる感じがします。 翻訳作業の深みを感じる本でもありました。一つの言葉に込められた意味を理解するためにとてつもない情報や想像力が求められる。作者が生きていたらいいですが、直接聞くこともかなわない。また、それらの作品に対してたくさんの解釈や議論がなされてもいるから、翻訳の際に言葉を一つ一つ選んでいくということは、その作品への解釈を選んでいく、ということでもあり、責任も伴う。 まさに、読み解く、という作業の一面を少し垣間見られる本でした。

Posted by ブクログ

2022/01/15

日本語のオノマトペを英語で表現できるのかしら、と疑問だったが、英語版もなかなかよい。 英語で読むと、日本語で読む時とはまた違った風景が頭に浮かぶという発見があった。例えば、雨ニモマケズは、英語でStrong in the rainと訳されている。Strongを用いているためか、英...

日本語のオノマトペを英語で表現できるのかしら、と疑問だったが、英語版もなかなかよい。 英語で読むと、日本語で読む時とはまた違った風景が頭に浮かぶという発見があった。例えば、雨ニモマケズは、英語でStrong in the rainと訳されている。Strongを用いているためか、英語の方が詩全体が激しい感じがするのである。

Posted by ブクログ

2019/01/05

宮沢賢治の詩集を英訳した著者が、賢治の詩をどのように読み取り、どのように英語に訳したかを解説している。賢治の法華経への傾倒や自然に対する見方も踏まえながら、オノマトペ(擬声語)溢れる一文一文を英語に直す過程は大変興味深い。 例えば 「うすあかくいっそう陰惨な雲から みぞれはびち...

宮沢賢治の詩集を英訳した著者が、賢治の詩をどのように読み取り、どのように英語に訳したかを解説している。賢治の法華経への傾倒や自然に対する見方も踏まえながら、オノマトペ(擬声語)溢れる一文一文を英語に直す過程は大変興味深い。 例えば 「うすあかくいっそう陰惨な雲から みぞれはびちょびちょふってくる」(「永訣の朝」) の、「びちょびちょ」(The Sleet ‘sloshing’ down)、の訳し方。 「・・・花巻のような寒い地方ではどんなみぞれが降るのか、まず想像してみなければなりません」(中略) 「・・・英語は、これはおそらくゲルマン語源からきていると思われますが、slやshやdgeなどによって、よく水の動きを表現します・・・(中略)ここで使ったslosh([水が]バチャバチャととび散る)という動詞は、slush(「半解けの雪、湿った雪」「ぬかるみ、どろどろのもの」)や、sludge(「[ぬるぬるの]泥」「ぬかるみ、雪解けのぬかるみ」)などの擬音語・擬態語と、語源は同じです」(P.69) ・・・といった考察が一語一語続く。こうして訳された賢治の詩集は海外でも好評なようで、日本人として大変うれしく思う。

Posted by ブクログ