1,800円以上の注文で送料無料

化学物質はなぜ嫌われるのか 「化学物質」のニュースを読み解く 知りたい!サイエンス
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

化学物質はなぜ嫌われるのか 「化学物質」のニュースを読み解く 知りたい!サイエンス

佐藤健太郎【著】

追加する に追加する

化学物質はなぜ嫌われるのか 「化学物質」のニュースを読み解く 知りたい!サイエンス

定価 ¥1,738

220 定価より1,518円(87%)おトク

獲得ポイント2P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

2/5(水)~2/10(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 技術評論社
発売年月日 2008/07/25
JAN 9784774135175

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

2/5(水)~2/10(月)

化学物質はなぜ嫌われるのか

¥220

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/09/23

ダイオキシン、環境ホルモン、シックハウス、食品添加物、アミノ酸、コラーゲン、ポリフェノール、コエンザイムQ10といったキーワードが気になった方は、この本を読むと参考になると思われる。一般的に、悪いニュースはすぐに広まるが、それを訂正するような話はなかなか広まらないものである。

Posted by ブクログ

2024/07/03

私自身、同じ分野で、また著者同様人に伝える仕事もしていますので、基本スタンスはほとんど同じです。書かれた当時の状況を踏まえれば化学物質のリスクについて一般向けに極めてバランスよく記述されてます。ただ、当時から嘘の多い点が専門家から指摘されてたアジテーター武田邦彦を引用してるのはマ...

私自身、同じ分野で、また著者同様人に伝える仕事もしていますので、基本スタンスはほとんど同じです。書かれた当時の状況を踏まえれば化学物質のリスクについて一般向けに極めてバランスよく記述されてます。ただ、当時から嘘の多い点が専門家から指摘されてたアジテーター武田邦彦を引用してるのはマイナス。

Posted by ブクログ

2022/11/29

化学物質に関する主なトピックが科学的な態度で整理されており、しかも読みやすい。「買ってはいけない」「食品の裏側」の記述に対しても、冷静に反論している。 ダイオキシンはモルモットに対して高い毒性を持つが、イヌやハムスターでは数千分の1の毒性しかなく、事故による人間の死者も少ない。...

化学物質に関する主なトピックが科学的な態度で整理されており、しかも読みやすい。「買ってはいけない」「食品の裏側」の記述に対しても、冷静に反論している。 ダイオキシンはモルモットに対して高い毒性を持つが、イヌやハムスターでは数千分の1の毒性しかなく、事故による人間の死者も少ない。 DDTはヒトへの発がん性はなく、土壌では2週間で分解され、海水中でも1か月で9割が分解される。2006年、WHOはマラリア対策のために室内でDDTを使用することを推奨すると発表した。 ホルムアルデヒド(CH2O)は、様々な分子をつなぐ性質を持つ。尿素とホルムアルデヒドを混ぜたものが尿素樹脂で、合板に利用されている。タンパク質がホルムアルデヒドと結合すると固まる。シックハウスの原因として考えられるのは、トルエン、キシレン等様々な物質があり、わかっていない。 人工甘味料のスクラロース、パラチノース、マルチトールは、砂糖や麦芽糖を変化させたもの。アスパルテームは、アスパラギン酸とフェニルアラニンが結合したもの。 保存料のソルビン酸は、100g摂っても大丈夫なほど安全。コーヒーフレッシュに使われているレシチンは大豆や卵黄の成分、脂肪酸モノグリセリドは牛乳の成分、増粘多糖類は植物や海藻に含まれるペクチンやキサンタンなど。 プリン体は、摂り過ぎると尿酸に変換され、関節部に鋭くとがった結晶として析出し、通風を起こす。プリン体は体内でも合成されており、食事から取り入れるのは4分の1から3分の1程度。 プリオンタンパクは、正常な折りたたみで存在するが、異常な折りたたみのプリオンと接触すると異常型に変化して結合し、やがて脳細胞を破壊する。折りたたみが変化する過程はわかっておらず、どうやって脳に入り込んでいるかも謎。 抗酸化作用があるポリフェノールを含む食品が健康に良いことを示唆するデータは多い。緑茶をたくさん飲む人の各種がん発生率が低いとの報告も多い。コエンザイムQ10にも抗酸化作用があるが、大量に摂取すると寿命が縮むという動物実験もある。動物実験で寿命を延ばすことに成功した手法は、カロリー制限ただひとつ。 鎮痛・鎮静剤として開発されたサリドマイドは、胎児の奇形を引き起こす薬害を発生させたが、ハンセン病への効果が認められて再承認された。タミフルが原因と疑われる異常行動は、インフルエンザの症状としても起こるもので、インフルエンザで死ぬ確率よりも3桁低い。 日本人の平均損失余命(中西準子) 喫煙 数年~十数年 ディーゼル粒子 14日 ホルムアルデヒド 4日 ダイオキシン類 1.3日 ベンゼン 0.16日 DDT 0.016日 日本における10万人当たりの年間死者数(安井至) 喫煙 365人 がん 250人 肥満 140人 心臓病・血管系の病気 127人 酒 117人 自殺 24人 交通事故 9人 窒息 6.9人 転倒・転落 5.1人 ディーゼル粒子 2.8人 入浴 2.6人 火事 1.7人 他殺 0.5人 ダイオキシンなど 0.3人 http://www.yasuienv.net/RiskSortedbyDeath.htm

Posted by ブクログ