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理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 講談社現代新書
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理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 講談社現代新書

高橋昌一郎【著】

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理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 講談社現代新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/06/20
JAN 9784062879484

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商品レビュー

4.1

208件のお客様レビュー

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2025/07/20

もう、理性の限界…。 こう告げられると、今にも襲われそうである。または、怒り出すのか、スーパーサイヤ人になるのか、そのいずれかだ。とにかく、茫然自失。感情的、性的、あるいは穏やかな心を持ちながらの変身において、衝動的な精神状態に変化する境目を表す言葉である。 高橋昌一郎のこのシ...

もう、理性の限界…。 こう告げられると、今にも襲われそうである。または、怒り出すのか、スーパーサイヤ人になるのか、そのいずれかだ。とにかく、茫然自失。感情的、性的、あるいは穏やかな心を持ちながらの変身において、衝動的な精神状態に変化する境目を表す言葉である。 高橋昌一郎のこのシリーズが面白くて三部作を完読した。他に『知性の限界』『感性の限界』がある。哲学的対話形式で面白おかしく、しかし学際的に進められ知的刺激溢れる内容。 ここで漸く、知性と理性と感性を区別して理解する重要性に気付く。これらには〝限界“つまり、統制を失ったり、能力を超越するまでのラインがあって、そこには順序がありそうだ。 例えば、二つのシーンを思い浮かべてみる。 一つは恋人同士。勉強をしているが、難題に行き詰まる。先ずは知性の限界だ。すると次第に情欲が止まらない。理性の限界だ。だが、肉体が役に立たない。感性の限界だ。 もう一つは会議。議論をしているが、事実確認が必要。やはり、先に知性の限界。それを罵倒されたとする。理性の限界、喧嘩になる。感覚がなくなるまで殴り合い、感性の限界。 いずれも感性の限界の描き方がショボいが、それは置いておいて、限界というからには、次のセーフティラインがあり、順序がある。知性が先だというのは直観的に間違いなさそうだ。 で、本書は理性の話。 「アロウの不可能性定理」。多数決で決めても、それって正しいの?完全に民主的な社会的決定方式が存在しないことは、すでに数学的に証明されている。選挙期間でもあり、ホットな話題。いきなり面白い。三すくみ状態の「コンドルセのパラドックス」も有名。 前半のおふざけはさておき、こういう内容が本書の真髄。投票行動にも選挙にも、様々な限界があるようだ。

Posted by ブクログ

2024/05/18

「アローの不可能性定理」(本書では「アロウ」と表記)「ハイゼンベルクの不確定性定理」および「ゲーデルの不完全性定理」を基に「選択の限界」「科学の限界」および「知識の限界」の領域から「理性の限界」についてアプローチしたもの。論理学、結構、数学的な論理学ながら、著者お得意の(おそらく...

「アローの不可能性定理」(本書では「アロウ」と表記)「ハイゼンベルクの不確定性定理」および「ゲーデルの不完全性定理」を基に「選択の限界」「科学の限界」および「知識の限界」の領域から「理性の限界」についてアプローチしたもの。論理学、結構、数学的な論理学ながら、著者お得意の(おそらく)ディベート形式で各定理を解説しているので、わたしにも(すこし)親しみやすい。

Posted by ブクログ

2023/07/08

難解な部分もあり、なんとか呼んだが、内容は面白かった。論理学、量子力学の観点での限界をわかりやすく説明してくれた。論理学とか読んでいるときは、ライアーゲームとかは論理学が使われてるのかなと思った。

Posted by ブクログ