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されど罪人は竜と踊る(2) Ash to Wish ガガガ文庫
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されど罪人は竜と踊る(2) Ash to Wish ガガガ文庫

浅井ラボ【著】

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されど罪人は竜と踊る(2) Ash to Wish ガガガ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2008/06/23
JAN 9784094510768

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商品レビュー

3.9

16件のお客様レビュー

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2015/03/01

 浅井ラボ作の『されど~』シリーズガガガ版第二作。 初読は角川版で、個人的には旧タイトルの『灰よ、竜に告げよ』が好みだったので変わって少しがっかり気味。  個人的に本作は『され竜』屈指の名作だと思っている。いや。厨ニだけど。それでもやっぱり、離れられないこのシリーズの中でも、秀逸...

 浅井ラボ作の『されど~』シリーズガガガ版第二作。 初読は角川版で、個人的には旧タイトルの『灰よ、竜に告げよ』が好みだったので変わって少しがっかり気味。  個人的に本作は『され竜』屈指の名作だと思っている。いや。厨ニだけど。それでもやっぱり、離れられないこのシリーズの中でも、秀逸なのが本作なのは変わらない。後にも先にも、記憶を飛ばしてもう一度読みたい願望に囚われるのはこの一冊だけ。  因みにこの作品の所為で、そこらへんのぬるいラノベに興味が持てなくなってしまった。それだけラボくんが私に与えた影響は大きい。責任とって最後まで完走して欲しい。

Posted by ブクログ

2013/03/18

「成人してからこの本を読んで寝込みました」と言われていたので、期待しながらそうして少しだけ、心して読んだ2巻。 本に完全に入り込むというよりはあたしの場合、特に娯楽作品にはアトラクションに乗り込むような形式ではいるため、そこまで自分がダイレクトに傷つくことはない。 いやでも、...

「成人してからこの本を読んで寝込みました」と言われていたので、期待しながらそうして少しだけ、心して読んだ2巻。 本に完全に入り込むというよりはあたしの場合、特に娯楽作品にはアトラクションに乗り込むような形式ではいるため、そこまで自分がダイレクトに傷つくことはない。 いやでも、この作品はその人が、どこにそう感応したのかがひしひしと伝わってきた。 いわゆるラノベ作品の定番展開と言えばそれまでで、出てくるのはえっらく強い敵、絶世の美女、天文学的大富豪、比類なき頭脳をもつ科学者、魑魅魍魎が跋扈する(風な)うさんくさい権力者たち(ただしジュヴナイル作品のカナシサで、権謀術策とか知謀の限りを尽くすとは言い難いのがちょいと残念)、絢爛豪華な技の数々、モブキャラのの田の大量虐殺、異常な殺戮シーン。そして今回はラノベにしては珍しく、女性への暴行シーンもあり、それがケッコウえげつなかった。 そうしてただ、やるせない気持ちにさせられるのは、真っ正直に正しいことを貫けばいいのだと一心に思い込み、知能で白黒を付けようと走り抜ける青年の成功と挫折。 正直そのへんの書き込みは緩やかで、独白とムードで押し切っているので成功も失敗もかなり、ゆるあまではある。てか御都合主義。 でも、それを通り越して、いや逆にごてごてと時代背景や丁寧な論理がないほうがもしかしたらきっと、ストレートに青年の無念が、問いかけが、少年少女に浸透するのかもしれない。であればこれは手法としては正しいんだろう。 ピュアさがイタイ、と思いながら、でもあたし、確実に心の半分で、その「寝込んだ」人の精神の優しさを思って少し、心が温かくなったことも忘れずに付け加えておきたいと思います。本当に、ありがとうございました。 あたしにとってはこの読書は、単に面白いおもしろくないをこえて、誰かの心の反応パターンをみせていただき、そうしてその優しさに、嬉しくなるというおまけつきだった。 そういえば昔、鬼平犯科帖を読もうとしていた時に、2巻は女性にはちょっとつらいかも、なんていってくれた人がいて、それも確か女性が暴行されてしまう悲劇だった気がする。陰惨な話を読むにも、そんな優しさに触れることもあるのだな。これはまさに、御褒美読書。

Posted by ブクログ

2011/12/11

うん、まずまず おもしろい。 石田衣良が週刊BRで 紹介してたから読んでみた。 救いがないところがよし。

Posted by ブクログ

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