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森鴎外 ちくま日本文学017

森鴎外【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2008/06/12
JAN 9784480425171

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商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2023/01/06

鴎外の「大発見」というエッセイである。発見についての書簡を述べた後で、自分が留学した時に、挨拶に行った大使に日本は鼻くそをほじるので西洋人にはかなわないといわれた。その後、鼻くそをほじるかどうかを一生けん命に探したが結局見つからなかった。しかし、帰国してから、鼻くそをほじるのがヨ...

鴎外の「大発見」というエッセイである。発見についての書簡を述べた後で、自分が留学した時に、挨拶に行った大使に日本は鼻くそをほじるので西洋人にはかなわないといわれた。その後、鼻くそをほじるかどうかを一生けん命に探したが結局見つからなかった。しかし、帰国してから、鼻くそをほじるのがヨーロッパ人ならずロシア人も裁判の席で鼻くそをほじっていることを発見したということである。

Posted by ブクログ

2021/11/09

濃密で硬派な精神性漂う作家なんだなぁと。(なんだ?) 作品によっては尻切れトンボというか 後は自分で余韻なり考えよ みたいな作品もあり…。山椒大夫や舞姫は 昔読んだ時とだいぶん印象が変わって思えた。

Posted by ブクログ

2021/03/17

請求記号:918.6-CHI https://opac.iuhw.ac.jp/Akasaka/opac/Holding_list?rgtn=2M011385 <「ちくま日本文学017 森鴎外」に収載> 『最後の一句』 <堤治先生コメント> 森鴎外の理想の女性といわれる、「いち...

請求記号:918.6-CHI https://opac.iuhw.ac.jp/Akasaka/opac/Holding_list?rgtn=2M011385 <「ちくま日本文学017 森鴎外」に収載> 『最後の一句』 <堤治先生コメント> 森鴎外の理想の女性といわれる、「いち」の最後の一句が心に刺さった。 <BOOKデータ> 明治・大正期の文学者、森鴎外の短編小説。初出は「中央公論」[1915(大正4)年]。船乗業、桂屋太郎兵衛が斬罪になりかけたとき、その娘である十六歳のいちが、自分の命と引き替えに助命嘆願し聞き入れられたという史実に基づいている。取り調べに対して、「お上の事には間違いはございますまいから」という、いちの言葉は役人たちの胸を刺す。献身と反抗、その双方が浮き彫りとなる作品である。

Posted by ブクログ

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