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完全な真空 文学の冒険シリーズ
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完全な真空 文学の冒険シリーズ

スタニスワフ・レム(著者), 沼野充義(訳者), 工藤幸雄(訳者), 長谷見一雄(訳者)

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完全な真空 文学の冒険シリーズ

定価 ¥2,136

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 1989/11/20
JAN 9784336024701

完全な真空

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商品レビュー

4

17件のお客様レビュー

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2025/07/09

●2025年7月9日、グラビティの読書の星で紹介してる男性がいた。 「#空栗鼠の読んだ本 #読了 『完全な真空』スタニスワフ・レム めちゃくちゃ面白かったけど、正直めっちゃ難しかった! これは全部“存在しない本”の書評だけで構成された変わり種の一冊で、最初は「なんじゃこ...

●2025年7月9日、グラビティの読書の星で紹介してる男性がいた。 「#空栗鼠の読んだ本 #読了 『完全な真空』スタニスワフ・レム めちゃくちゃ面白かったけど、正直めっちゃ難しかった! これは全部“存在しない本”の書評だけで構成された変わり種の一冊で、最初は「なんじゃこりゃ?」って思ったけど、読んでるうちにその構造自体がクセになってきた。 架空の書評集という斬新な形式で、哲学、科学、ユーモアが詰まった傑作! 特に「新しい宇宙創造説」は、宇宙がゲームのプレイヤーによるデザインというぶっ飛んだアイデアが印象的。ノーベル賞講演という設定が、荒唐無稽なのに妙に説得力があり、科学や真実の概念を皮肉りつつ思考を刺激する。 難解で頭がパンクしそうになるが、レムのアイデアの洪水とメタな遊び心に引き込まれる。こんな世界もあり得るかも?と思わせる力があり、改めてレムって天才。と思われせてくれる。 読後は、宇宙や現実について考え直したくなる、楽しくも深い一冊だった。」

Posted by ブクログ

2025/07/09

めちゃくちゃ面白かったけど、正直めっちゃ難しかった!これは全部“存在しない本”の書評だけで構成された変わり種の一冊で、最初は「なんじゃこりゃ?」って思ったけど、読んでるうちにその構造自体がクセになってきた。 架空の書評集という斬新な形式で、哲学、科学、ユーモアが詰まった傑作!特...

めちゃくちゃ面白かったけど、正直めっちゃ難しかった!これは全部“存在しない本”の書評だけで構成された変わり種の一冊で、最初は「なんじゃこりゃ?」って思ったけど、読んでるうちにその構造自体がクセになってきた。 架空の書評集という斬新な形式で、哲学、科学、ユーモアが詰まった傑作!特に「新しい宇宙創造説」は、宇宙がゲームのプレイヤーによるデザインというぶっ飛んだアイデアが印象的。ノーベル賞講演という設定が、荒唐無稽なのに妙に説得力があり、科学や真実の概念を皮肉りつつ思考を刺激する。難解で頭がパンクしそうになるが、レムのアイデアの洪水とメタな遊び心に引き込まれる。こんな世界もあり得るかも?と思わせる力があり、改めてレムって天才。と思われせてくれる。 読後は、宇宙や現実について考え直したくなる、楽しくも深い一冊だった。

Posted by ブクログ

2021/03/31

存在しない架空の書物の書評を集めたという実にトリッキー な本。1970年というもう半世紀以上前の著作なのだが、 今でも古さを感じないというのは驚きである。全体として 知的好奇心をくすぐる大変面白い内容なのだが、その一方で 「ずるいな」と思ってしまうのも事実。その架空の書物と いう...

存在しない架空の書物の書評を集めたという実にトリッキー な本。1970年というもう半世紀以上前の著作なのだが、 今でも古さを感じないというのは驚きである。全体として 知的好奇心をくすぐる大変面白い内容なのだが、その一方で 「ずるいな」と思ってしまうのも事実。その架空の書物と いうものを読みたくなってしまうではないか!(笑)。

Posted by ブクログ