完全な真空 の商品レビュー
●2025年7月9日、グラビティの読書の星で紹介してる男性がいた。 「#空栗鼠の読んだ本 #読了 『完全な真空』スタニスワフ・レム めちゃくちゃ面白かったけど、正直めっちゃ難しかった! これは全部“存在しない本”の書評だけで構成された変わり種の一冊で、最初は「なんじゃこ...
●2025年7月9日、グラビティの読書の星で紹介してる男性がいた。 「#空栗鼠の読んだ本 #読了 『完全な真空』スタニスワフ・レム めちゃくちゃ面白かったけど、正直めっちゃ難しかった! これは全部“存在しない本”の書評だけで構成された変わり種の一冊で、最初は「なんじゃこりゃ?」って思ったけど、読んでるうちにその構造自体がクセになってきた。 架空の書評集という斬新な形式で、哲学、科学、ユーモアが詰まった傑作! 特に「新しい宇宙創造説」は、宇宙がゲームのプレイヤーによるデザインというぶっ飛んだアイデアが印象的。ノーベル賞講演という設定が、荒唐無稽なのに妙に説得力があり、科学や真実の概念を皮肉りつつ思考を刺激する。 難解で頭がパンクしそうになるが、レムのアイデアの洪水とメタな遊び心に引き込まれる。こんな世界もあり得るかも?と思わせる力があり、改めてレムって天才。と思われせてくれる。 読後は、宇宙や現実について考え直したくなる、楽しくも深い一冊だった。」
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めちゃくちゃ面白かったけど、正直めっちゃ難しかった!これは全部“存在しない本”の書評だけで構成された変わり種の一冊で、最初は「なんじゃこりゃ?」って思ったけど、読んでるうちにその構造自体がクセになってきた。 架空の書評集という斬新な形式で、哲学、科学、ユーモアが詰まった傑作!特...
めちゃくちゃ面白かったけど、正直めっちゃ難しかった!これは全部“存在しない本”の書評だけで構成された変わり種の一冊で、最初は「なんじゃこりゃ?」って思ったけど、読んでるうちにその構造自体がクセになってきた。 架空の書評集という斬新な形式で、哲学、科学、ユーモアが詰まった傑作!特に「新しい宇宙創造説」は、宇宙がゲームのプレイヤーによるデザインというぶっ飛んだアイデアが印象的。ノーベル賞講演という設定が、荒唐無稽なのに妙に説得力があり、科学や真実の概念を皮肉りつつ思考を刺激する。難解で頭がパンクしそうになるが、レムのアイデアの洪水とメタな遊び心に引き込まれる。こんな世界もあり得るかも?と思わせる力があり、改めてレムって天才。と思われせてくれる。 読後は、宇宙や現実について考え直したくなる、楽しくも深い一冊だった。
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存在しない架空の書物の書評を集めたという実にトリッキー な本。1970年というもう半世紀以上前の著作なのだが、 今でも古さを感じないというのは驚きである。全体として 知的好奇心をくすぐる大変面白い内容なのだが、その一方で 「ずるいな」と思ってしまうのも事実。その架空の書物と いう...
存在しない架空の書物の書評を集めたという実にトリッキー な本。1970年というもう半世紀以上前の著作なのだが、 今でも古さを感じないというのは驚きである。全体として 知的好奇心をくすぐる大変面白い内容なのだが、その一方で 「ずるいな」と思ってしまうのも事実。その架空の書物と いうものを読みたくなってしまうではないか!(笑)。
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架空の本の書評集。非常に高いレベルの口から出任せ。科学、哲学、神学、文学に関してかなりディープな論考を展開する糞真面目な顔で諧謔、アイロニー、誇大妄想、その他諸々を溢れさせる。 今まで読んだ本で得た頼りないないささやかな知識を総動員してなんとかおぼろげに輪郭を掴めたかなという感じ...
架空の本の書評集。非常に高いレベルの口から出任せ。科学、哲学、神学、文学に関してかなりディープな論考を展開する糞真面目な顔で諧謔、アイロニー、誇大妄想、その他諸々を溢れさせる。 今まで読んだ本で得た頼りないないささやかな知識を総動員してなんとかおぼろげに輪郭を掴めたかなという感じです。
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架空の本の架空の書評をした本。フィクションの中でフィクションの話をしているわけで、架空の宇宙における話とも言える。書評自体にはレムがこの本を書いた時代への皮肉が含まれていたり、ただ本好きなら一度はやりたいことをやっているようにも見えたり、レム自身が書けなかった本を登場させたりして...
架空の本の架空の書評をした本。フィクションの中でフィクションの話をしているわけで、架空の宇宙における話とも言える。書評自体にはレムがこの本を書いた時代への皮肉が含まれていたり、ただ本好きなら一度はやりたいことをやっているようにも見えたり、レム自身が書けなかった本を登場させたりしている。しかしこの本以前の本と異なるのは、全体の書評を通して、「想像すること」をSFの手法で強く述べており、それがメタ的にもこの本を支えている。無茶な話だなー!と思う本や書評もあったが、今の時代になってみると、これはあの作品に似てるなと思うものもいくつかあって面白い。もしかしたら出版当時でもそう思われていたのかもしれないが。
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架空の本の書評ということで面白そう…!と期待していたけど、私の知力が足りず難しかった…(´・_・`) 面白いことが書いてありそうなのに、疲れて読破できず。。 架空なのに熱量があるのは伝わったので、また余裕のあるときに読みたいな。
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架空の本についての書評集。個人的には難解と感じつつ好きな一冊。書評で扱われている題材は、SFから歴史ものまで様々で、それでもバラエティに富んでいるようで富んでいないよう印象も受けるけど、本についての枠組みを広げるようとする感覚には惹かれた。
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架空の書物に対する書評集……という設定の短篇集。 褒めているんだかけなしているんだか解らない皮肉な書評、文中で語られるあらすじがやけに面白く、誰かこの本に書いてある『架空の書物』を書いてくれないかと思ってしまう。 一番読みたいのは『親衛隊少将ルイ十六世』。『白痴』も捨てがたいが、...
架空の書物に対する書評集……という設定の短篇集。 褒めているんだかけなしているんだか解らない皮肉な書評、文中で語られるあらすじがやけに面白く、誰かこの本に書いてある『架空の書物』を書いてくれないかと思ってしまう。 一番読みたいのは『親衛隊少将ルイ十六世』。『白痴』も捨てがたいが、荒唐無稽さでこれを推したい。 レムは一応、SF作家ということになっているが、本作はどちらかというと純文学方面に寄っている気がする。尚、巻末の解説ではボルヘスとの関連を指摘しているので、幻想小説に寄っていると考えることも出来るようだ。
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存在しない書物についての書評集、存在しない講演についての講演録。アイデア自体は決して目新しいものではないが、語られる本が多彩ながらいずれも魅力的で素晴らしい。古典作品のパロディがあれば正統派な長編作品があり、ディストピアSFがあればサイエンスの臨界点もある。そして本書の冒頭を飾る...
存在しない書物についての書評集、存在しない講演についての講演録。アイデア自体は決して目新しいものではないが、語られる本が多彩ながらいずれも魅力的で素晴らしい。古典作品のパロディがあれば正統派な長編作品があり、ディストピアSFがあればサイエンスの臨界点もある。そして本書の冒頭を飾る書評はスタニスワフ・レムの「完全な真空」。それは本作の導入であり解説であると同時に、この作品もまた存在しない書物のうちの一つなのだという再帰的ユーモアなのだ。無邪気ながらも読み手を突き放さない、しなやかな知性のあり方がとてもいい。
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[関連リンク] 津原泰水さん(小説家)の3冊 | 私の選ぶ国書刊行会の本 - 国書刊行会40周年記念公式ブログ: http://blog.kokusho40th.info/?eid=42
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