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炎熱商人(上) 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 1984/02/10 |
| JAN | 9784167219055 |
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炎熱商人(上)
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
以前から気になっていた、木材貿易に関わる商社マンの経済小説。戦前戦後のフィリピンとの関係を、日本人と日本組織論を軸に描く。 ラワン材の切り出しの話しなど興味深いが、当然ながら環境保全の話しは出てこない。 タスマニア物語の登場を待つ。
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商社とフィリピンの話が好きならおもしろいと思う。1970年くらいの時代がよくわかる。テレックスとか。
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複数巻の長編を平行に読破しよう月間。フィリピンでのラワン材買い付けと、現地のリーダーに抜擢された日系人の戦時中の思い出をクロスさせつつ、ドラマチックに描く。 なかなか分厚い本なのだが、文章もストーリーも平易で、かつドラマチックなもんだから、スムーズに読めるだろう。主人公としては...
複数巻の長編を平行に読破しよう月間。フィリピンでのラワン材買い付けと、現地のリーダーに抜擢された日系人の戦時中の思い出をクロスさせつつ、ドラマチックに描く。 なかなか分厚い本なのだが、文章もストーリーも平易で、かつドラマチックなもんだから、スムーズに読めるだろう。主人公としてはフランク佐藤と石山の2つの視点があるものの、混乱するような記述は無い。 初めて海外赴任になった石山のドタバタ、フランクはフランクで赴任そうそう嫌なやつに絡まれるし、過去の思い出でも、尊敬できる人物と好ましくない人物との間で揺れるという、コントラストがはっきりした、映画のようなストーリー展開は流石である。 本巻最後では、また「嫌な奴」が復帰して、面倒に巻き込まれることは容易に予想が付くので、一般企業小説が苦手な人でも、とっつきやすい1冊であろう。
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