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ぼくがぼくであること 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店 |
| 発売年月日 | 1993/06/01 |
| JAN | 9784041417010 |

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ぼくがぼくであること
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ぼくがぼくであること
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商品レビュー
4.3
21件のお客様レビュー
小学生向けの作品です…
小学生向けの作品ですが、とてもおもしろいです。
文庫OFF
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※このレビューにはネタバレを含みます
小学校6年生の時に読んだ本を約25年ぶりに再読。 児童書であるが一気読み。多少は思い出補正もあるだろうが読ませる力量のある作家さんだと思った。 落ちこぼれの少年秀一が一夏の冒険で出会う少女夏代とその祖父との交流の中で成長する。 ひき逃げやら自宅全焼やら児童書にしてはなかなかショッキングな展開があるが、そんなシーンはすっかり記憶から消えており、なぜだか夏代の口から糸のようにおちるよだれと、手紙に“そして”が一か所もない夏代の文章に主人公が関心する場面だけが記憶に残っていた。妙な場面を覚えているものだ。 兄弟の中で出来が悪く落ちこぼれで母親や兄姉妹に言われるがまま、家出さえほとんど行き当たりばったりで決行してしまった秀一だが、家に戻ってからの秀一は自分の意志をしっかり持ち、自分で考え、必要な事を自ら学び、肝が据わった少年になっている。 時には社会科の知識で母親に反抗しておりなかなか小憎らしい。 一皮むけた秀一に比べ、秀一の母親初子は、事あるごとに口を出し非合理的でヒステリックに泣き喚き、どちらが子供かわからない。 しかし子が問題を起こせば寝込んでしまったり、我が子を助けようと炎の中でも果敢に飛び込もうとする。 家出から戻ってきた秀一を連れてご近所にお詫びに回るあたりも、きちんとした母親だ。 手紙を盗んだことしかり、我が子を無意識にも意識的にも支配しようとするのは、行き過ぎた心配と愛情から。 恐らくそのことに気が付いたであろう秀一が妹を許し、母親のもとへ向かうラストシーンがよかった。 本書は主人公の成長物語であるが、周囲の登場人物たちもまた主人公をきっかけにそれぞれに気付きを得ている。 子供は意思をもった個人であり、必ずしも親の思い通りにならないのだと初子が気が付くことができれば、母親として家族として成長できるのだろうと思う。 本書と『偽原始人(https://booklog.jp/item/1/4101168067 )』が小6の時のクラスの教室に置いてあった。 どちらも大人からの抑圧に抵抗する少年の物語だ。今思えば担任の先生の私物だったのだろう。 2冊とも耳にボールペンだったり煙草だったりを挟む描写が出てくるのだが、今ではすっかり見なくなった光景だとしみじみ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本書は学研「小学六年の学習」で昭和42年に連載された作品がベースとなった児童文学作品です。主人公は夏休みに家出した小学6年生の成長ぶりをリアルな親子の関係性を軸に綴られていく、およそ児童文学らしくない硬派な内容が特徴です。 5人兄弟の中で唯一無気力で要領の悪い秀一は、事ある毎に母親から叱られる。2人の兄と姉は優等生で、妹は毎度母親に告げ口のご注進。そんな秀一がプチ家出をきっかけに少しづつ大人になっていき、一見平和だった家庭に亀裂が…。 解説の尾崎秀樹氏「作者は本書で、現代の家庭教育のあり方を批判すると同時に、子供が子供であることの意味を探り、その問題を読者に投げかけている」 出来れば、親子で読むべき秀作です。ヘタウマな挿し絵は永田力氏。
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