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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 1970/05/30 |
| JAN | 9784022538031 |
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商品レビュー
4.4
12件のお客様レビュー
浮気した妻への復讐のために、娘を殺した犯人の娘を子として迎える、というとんでもない小説。初めは妻への復讐に燃えていたり、犯人の娘を忌避して抱っこすらしなかったりしていたのに、長年一緒に住むうちに妻や娘への情が湧いてくる、という気持ちの移り変わりにリアリティがあった。夫だけでなく、...
浮気した妻への復讐のために、娘を殺した犯人の娘を子として迎える、というとんでもない小説。初めは妻への復讐に燃えていたり、犯人の娘を忌避して抱っこすらしなかったりしていたのに、長年一緒に住むうちに妻や娘への情が湧いてくる、という気持ちの移り変わりにリアリティがあった。夫だけでなく、妻や息子、犯人の娘なども時間が経つにつれ家族への感情がどんどん変わっていき、そのすれ違いが新たな悲劇を産み、ラストに繋がるという構成に圧倒された。続編があるとは思わなかったが、この後どう続くのかとても気になる。
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どんでん返しの展開にページをめくる手がとまらないとはこのこと… 言葉にできないけど、なんかすごく泣きたい気持ち
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
建前は「汝の敵を愛せよ」。でも実際のところ、啓造の心にあるのは不倫(仮)をした妻への復讐。 作中はずっと許そうとする気持ちと、どうしても許せない気持ちの間で揺れ続ける。 陽子が真っ直ぐに育ったことで、結局はうやむやのままになっていく。 啓造のこれからは心を入れ替えてとかやっぱ無理みたいな感じは共感しかなかった。 一方の妻・夏枝は、陽子の出生を知って燃え盛るような復讐心にかられる。 でも元をたどれば、悪いのは自分なのに、棚上げ。 復讐心と女としての嫉妬。 昔からチヤホヤされてきた結果、こんな人格になってしまったのかもしれない。 こんな人現代でもいっぱいいるよね。 陽子のことがなくても、家庭を崩壊させるのは夏枝だと思う。 息子の徹は、陽子を愛してしまう。 徹ずっといいやつのままで安心した。 誰もが自分の気持ちを言葉にしないがために、誤解が積み重なっていくように感じた。 もしみんなが、もう少し正直に話せていたら、ここまで拗れることはなかったのかもしれない。 読んでいて思ったこと。 自分は疑問に思ったことをちゃんと口に出していこう。大切な人とほど、話し合わないといけない。 家族ってなんだろう。生きる意味って。人の罪とは。 今ある自分の家族のかたちは尊いものなんだなと実感した。家族大事にしよう。 ただし夏枝、てめーはだめだ。
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