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最長片道切符の旅 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/09/01 |
JAN | 9784101268026 |
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最長片道切符の旅
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商品レビュー
4.3
26件のお客様レビュー
「乗り鉄」に属すると自覚している私にとってはバイブルのような本。時刻表を武器に、あの手この手で全国の路線を乗り継ぐ様に魅了されます。随所に淡々と記される旅のエピソードは、著者の人柄が最もあらわれています。
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1978年だから今から45年も前の話である。鉄道ファンである著者が、稚内から枕崎まで国鉄の最長片道切符で旅行した話を記した本である。 これは記録本であり、どこそこ駅を何時の列車に乗って、天気が悪くて景色が見えない、などが続き、地理や鉄道に感心が薄い人には最後まで読み通せないか...
1978年だから今から45年も前の話である。鉄道ファンである著者が、稚内から枕崎まで国鉄の最長片道切符で旅行した話を記した本である。 これは記録本であり、どこそこ駅を何時の列車に乗って、天気が悪くて景色が見えない、などが続き、地理や鉄道に感心が薄い人には最後まで読み通せないかもしれない。 しかし、時代の流れをひしひしと感じとれる。当時は今よりも路線が多く、しかも頻繁に電車や列車が走り、急行も多かった。あちこちの駅で駅弁を買い、駅に到着してから宿に電話して当日宿泊を決めるのが普通だった。 地方の路線は、学生が多く、また学生がいないときはガラガラで、現在の状況を予感させるものである。 最長片道切符は、今は当時よりどれくらい短くなったのだろう。もう四国も回れないし、非JRも増えて一抹の寂しさを感じるが、時の流れのせいで仕方がない。
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<目次> 略 <内容> 1979年発行の本の復刻版(表記は新潮文庫だが、実際は復刻版のハードカバーを読んだ)。自分は初版の出版時に読んだ記憶がある。こうした旅に憧れたものだ。今から40年以上前の、JRがまだ国鉄時代のものなので、懐かしさもかなりある。また昭和の時代の話なので、地...
<目次> 略 <内容> 1979年発行の本の復刻版(表記は新潮文庫だが、実際は復刻版のハードカバーを読んだ)。自分は初版の出版時に読んだ記憶がある。こうした旅に憧れたものだ。今から40年以上前の、JRがまだ国鉄時代のものなので、懐かしさもかなりある。また昭和の時代の話なので、地方はまだまだ古き良き時代であったようだ。 宮脇氏は、鉄道を意識しつつも、地方の様子を見たり聞いたりしたことも克明に記すし、車内の人々の様子も、途中下車した駅の人々(駅員を含む)も牧歌的に描いている。巻末には、この時の取材ノートが見つかり、それを原武史氏が注と解説をしたものが出版されたとの広告が載っており(この復刻版は2008年刊)、どこかで目を通したいものだ。
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