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毛皮を着たヴィーナス
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毛皮を着たヴィーナス
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
マゾヒズムの語源とな…
マゾヒズムの語源となったマゾッホの代表作。毛皮を着た女性に虐げられる男性の悦びが綴られています。
文庫OFF
女王様はワンダ・フォン・ドゥーナエフ。 奴隷はゼヴェリーン・フォン・クジェムスキー。 マゾヒストは病気だったんだな。 わたしも健康になろう〜 Mahalo
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クラフト・エビングの造語マゾヒズムの本家、マゾッホの代表作。本編の主人公ゼヴェリーンがその体現者なのだが、彼にあってはマゾヒズムは「毛皮を着た」フェティシズムと分かちがたく強固に結びつくようだ。また、彼の最愛のヴィーナスたるワンダの論理や行動はサドに通じるものだろう。ただし、サド...
クラフト・エビングの造語マゾヒズムの本家、マゾッホの代表作。本編の主人公ゼヴェリーンがその体現者なのだが、彼にあってはマゾヒズムは「毛皮を着た」フェティシズムと分かちがたく強固に結びつくようだ。また、彼の最愛のヴィーナスたるワンダの論理や行動はサドに通じるものだろう。ただし、サドの小説の主人公たちが天性のサディストであるのに対して、こちらはマゾヒストたるゼヴェリーンが造り出したという感があり、徹底性を欠くとも言えるが。また、18世紀のサドに対して、マゾッホは19世紀と思想史の上でも差異が感じられるようだ。
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