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教養としての歴史 日本の近代(上) 新潮新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/04/20 |
JAN | 9784106102615 |
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教養としての歴史 日本の近代(上)
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商品レビュー
3.3
9件のお客様レビュー
日本近代史をざっと語った1冊。上巻は江戸時代から第一次世界大戦まで。ほとんど教科書のような記述なので、読んでいて正直なところ退屈感はあった。
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文芸批評家であり、保守派の論客としても知られる著者が、1968年の明治維新から1945年の敗戦にいたるまでの日本の近代史を概説している本です。上巻では、1919年の第一次世界大戦終結までがあつかわれています。 歴史とは「物語」であり、われわれが生きている「現在」がどのようにつく...
文芸批評家であり、保守派の論客としても知られる著者が、1968年の明治維新から1945年の敗戦にいたるまでの日本の近代史を概説している本です。上巻では、1919年の第一次世界大戦終結までがあつかわれています。 歴史とは「物語」であり、われわれが生きている「現在」がどのようにつくられてきたかということを理解することは、文芸の領域の任だと著者は語ります。本書では、とりわけ歴史のなかを生きてきた人物にスポットをあてられているところに特色があり、たんなる知識の集積ではない歴史の姿を示そうとする著者の意図がうかがえるように思います。 個人的には、もうすこし著者自身の歴史観をストレートに押し出してほしかったように思うのですが、「教養としての歴史」というサブタイトルをもつ本にふさわしく、その点にかんしては謙抑的なスタンスがつらぬかれており、日本の近代史をおおづかみにするためには役立つのではないかと思います。
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「文学者もまた歴史を語るべきではないか」それは「歴史が物語であるからです」という心意気は悪くはないし、文学者ならではの人物像への切り込みや、ネタ的な裏話もあってそれなりに興味深い部分もあるのだが、やはり内容的に間違いもある。なら小説書いてフィクションにしちゃえよって話。「知識では...
「文学者もまた歴史を語るべきではないか」それは「歴史が物語であるからです」という心意気は悪くはないし、文学者ならではの人物像への切り込みや、ネタ的な裏話もあってそれなりに興味深い部分もあるのだが、やはり内容的に間違いもある。なら小説書いてフィクションにしちゃえよって話。「知識ではなく教養としての歴史」との事だが、これだから歴史領域における研究と文芸の溝は埋まらないんだろうな。
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