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二人の妻を持つ男 創元推理文庫
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二人の妻を持つ男 創元推理文庫

パトリック・クェンティン(著者), 大久保康雄(著者)

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二人の妻を持つ男 創元推理文庫

定価 ¥858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1960/02/26
JAN 9784488147013

二人の妻を持つ男

¥825

商品レビュー

3.6

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

クェンティンの代表作…

クェンティンの代表作であり、彼のモチーフである関係の破綻した男女の行く末を、シニカルなタッチで描いていて見事です。

文庫OFF

2020/07/02

派手な演出はなく平坦なストーリーですが、主人公がややこしい立場に追い込まれ、トラント警部との対決し、真犯人探しへと展開していく様は自然で非常に洗練されています。主人公の揺れ動く心理や登場人物の一人一人が巧みに描かれていて格調高く、文学性の強い作品だと思います。

Posted by ブクログ

2019/09/07

主人公の心理描写に重点を置いたサスペンス小説。 犯人視点の倒叙小説ではないが、殺人事件に巻き込まれ、現在の妻や義理の父に隠し事をし、義理の父の要請で偽証をした主人公が嘘がばれないように冷や冷やしながら、警察の取り調べを受けたり、捜査の進展を見守る様子が描かれた、倒叙に近い形式のミ...

主人公の心理描写に重点を置いたサスペンス小説。 犯人視点の倒叙小説ではないが、殺人事件に巻き込まれ、現在の妻や義理の父に隠し事をし、義理の父の要請で偽証をした主人公が嘘がばれないように冷や冷やしながら、警察の取り調べを受けたり、捜査の進展を見守る様子が描かれた、倒叙に近い形式のミステリー。 主人公を精神的に追い詰めていくトラント警部の立ち居振る舞いがなんとも不気味で、サスペンスを効果的に盛り上げている。 犯罪の容疑をかけられる前妻や、現在の妻、上司で義理の父たちとの精神的な位置関係が主人公の視点で詳細に考察されており、その関係において大きく揺れ動く主人公の心理状態が綿密に描写されており、それがこの作品の最大の特色。 犯人探しが始まるのは、残り約50ページぐらいになってからようやく、といった感じ。 最後に意外な二転三転があり、うまく着地して終了していると感じた。

Posted by ブクログ

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