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形成的アセスメントと学力 人格形成のための対話型学習をめざして
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形成的アセスメントと学力 人格形成のための対話型学習をめざして

OECD教育研究革新センター【編著】, 有本昌弘【監訳】, 小田勝己, 小田玲子, 多々納誠子【訳】

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形成的アセスメントと学力 人格形成のための対話型学習をめざして

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明石書店
発売年月日 2008/03/20
JAN 9784750327402

形成的アセスメントと学力

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2014/02/23

<図書館で借りた> 最後の「監訳者あとがき」(p.272)が一番参考になる。 (※監訳者:有本昌弘先生) 「日本の教育界で浸透するには10年以上かかるだろうと思われるもの」として、この本のタイトル「アセスメント」が挙げられている。 出版されてから6年。おそらくまだ浸透してい...

<図書館で借りた> 最後の「監訳者あとがき」(p.272)が一番参考になる。 (※監訳者:有本昌弘先生) 「日本の教育界で浸透するには10年以上かかるだろうと思われるもの」として、この本のタイトル「アセスメント」が挙げられている。 出版されてから6年。おそらくまだ浸透していない。 訳者の解釈は以下の通り。 「語源はラテン語の ”sit beside”(一緒に側に座る)" であり、(中略)値踏みや熟考後の意見形成といった重たい意味での評価(evaluation)ではなく、『周到な観察』なのである。」 「評定とか能力の査定と訳されたり、時には、進学適正、潜在能力評価という訳もある。そして中央では近年『把握』という用語がよく用いられている。(中略)本書では、見方や判断を重視し、より積極的な『予想』という意味を持たせることにした。」 さらに、「周到な観察」の際に用いられる「クライテリア」についても解説されている。 この言葉は「どういうクライテリアが児童生徒の能力を把握(アセス)するのに用いられているのか?」という形で使われ、ルーブリック(尺度表)として示される。 生徒との対話によって共有され、生徒自身によって学習経過を観察する際にも用いられるため、規範的ニュアンスをもつ「規準」とはやや異なる。 「アセスメント」と「クライテリア」の考え方は、「このように学ばれるべき」と一律に捉えるよりも、典型的な数パターンのシミュレートを行うことによって、学び手が自分で気づいて調節できるようにするための支援を整え、それぞれの違いに対応しようとしている。 「差が激しくて困る」というフラストレーションを感じている場合、「このようであるべき」と一律に捉えている可能性が高いことを肝に銘じておきたい。

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2010/05/26

形成的アセスメント=生徒の学習ニーズを確認し、それに合わせて適切な授業を進めるための、生徒の理解と学力進歩に関する頻繁かつ対話型のアセスメント。本書はOECDのCERI(OECD教育研究革新センター)による報告書で、方法論から政策枠組み、利点と障壁、政策指針まで幅広く分析がなされ...

形成的アセスメント=生徒の学習ニーズを確認し、それに合わせて適切な授業を進めるための、生徒の理解と学力進歩に関する頻繁かつ対話型のアセスメント。本書はOECDのCERI(OECD教育研究革新センター)による報告書で、方法論から政策枠組み、利点と障壁、政策指針まで幅広く分析がなされています。 事例研究としてオーストラリア(クイーンズランド州)、カナダ、デンマーク、イングランド、フィンランド、イタリア、ニュージーランド、スコットランドが登場します。

Posted by ブクログ

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