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「やめられない」心理学 不健康な習慣はなぜ心地よいのか 集英社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2008/04/22 |
JAN | 9784087204391 |
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商品レビュー
2.6
17件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
自分が思っていた内容とは違った。 「やめられない」心理学と書かれていたけど、 依存症などをもっと詳しく深ぼる感じではなかった。 心理学の中でも「健康」に関していろんな学問に分かれていることが書かれている印象だった。 ただストレスとコーピングに関して改めて思ったことは、 人はやっぱり自己コントロールができるものに対して希望が持てるんだということだ。 つまり、ストレスそのものを考えるよりも、 自分はどうしていきたいのか?という未来をイメージして、更に細分化してスモールステップで行動していくことで、自己効力感が育っていき、 ストレスに対しても「自分でコントロールできるんだ」と思うと、 ストレス自体の見え方も変わってくる。 結果、ストレスに対してそこまで反応しなくなったり、克服できたりする。 コーピングリストも、ただストレスを発散させるような、軽減するような行動だけではなくて、 ストレスに対する考え方や自分の認知の癖など、 認知のアプローチもとても大事だなと思った。 そもそも、やめられないものがある時に、 その行動をすることで何を得ているのか?というメリットに目を向けて、 そこを言語化できると、 代替え案を考えることができる。 あとは、ちょっと内容とはそれるけど、 やめたい行動があった時に、 「〇〇をしない!」と思った時点で脳はその行動をイメージしてしまっているので、 潜在意識的観点から見ていても、やってはいけないと思っていることを実行しようとしてしまう。 ここでも、未来への自分のなりたい姿、こうありたい状態をイメージすることが大切だ。 未来へのなりたい姿のイメージというのは本当に思っている以上に自分の行動に影響がある。 ダイエット中でケーキを食べない!という決意より、果物を食べる!(完全に行動を止めるのではなくてスモールステップの代替え案から自信をつけていく)とかの方がよっぽどダイエットも成功しやすいのではないかなと思った。 (人によってのイメージの影響は様々なので、イメージの仕方は真剣に考えたほうがいいけど) もう少し本からの学びが欲しかったが、今の時点では自分がそこまで興味が湧かなかったことも原因かな? 文章が頭の中に入ってくるのかこないのか、そんな事も本によって毎回違うのでこれもまた面白いな。(本の内容とは関係ないけど(笑)) 人の心は面白い。 もっと理解を深められたらいいな。
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人間の「やめられない」ことにスポットを当てた一冊。 「健康心理学」というジャンルについて勉強になった。
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健康心理学と言う学術分野の紹介本なのだが、残念ながらこの本を読んでも健康心理学の有用性が全く理解できない。すべての学問が何かの役に立たなければならないものでもないが、わざわざ学会を立ち上げてまで研究すべきことなのか疑問に思う。『行動には動機が要る』、『習慣化している行動は刺激に支...
健康心理学と言う学術分野の紹介本なのだが、残念ながらこの本を読んでも健康心理学の有用性が全く理解できない。すべての学問が何かの役に立たなければならないものでもないが、わざわざ学会を立ち上げてまで研究すべきことなのか疑問に思う。『行動には動機が要る』、『習慣化している行動は刺激に支配されていることが多い』ことの発見が一つの成果と言うが、そんなの当たり前じゃん! その他も似たり寄ったりの驚きのない話ばかりで、これでは心理学者のステータスを貶めることになりかねない。 ちなみに喫煙も過度の飲酒も単なる習慣ではない。自分自身の経験から断言するが、喫煙者は銘柄を変えるくらいでタバコをやめることは絶対にない。薬物依存が事の本質であるから、心理学ではなく脳科学や精神医学の範疇だ。こう言う認識の粗さも学問として洗練されていない印象を与える。
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