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「やめられない」心理学 の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2024/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分が思っていた内容とは違った。 「やめられない」心理学と書かれていたけど、 依存症などをもっと詳しく深ぼる感じではなかった。 心理学の中でも「健康」に関していろんな学問に分かれていることが書かれている印象だった。 ただストレスとコーピングに関して改めて思ったことは、 人はやっぱり自己コントロールができるものに対して希望が持てるんだということだ。 つまり、ストレスそのものを考えるよりも、 自分はどうしていきたいのか?という未来をイメージして、更に細分化してスモールステップで行動していくことで、自己効力感が育っていき、 ストレスに対しても「自分でコントロールできるんだ」と思うと、 ストレス自体の見え方も変わってくる。 結果、ストレスに対してそこまで反応しなくなったり、克服できたりする。 コーピングリストも、ただストレスを発散させるような、軽減するような行動だけではなくて、 ストレスに対する考え方や自分の認知の癖など、 認知のアプローチもとても大事だなと思った。 そもそも、やめられないものがある時に、 その行動をすることで何を得ているのか?というメリットに目を向けて、 そこを言語化できると、 代替え案を考えることができる。 あとは、ちょっと内容とはそれるけど、 やめたい行動があった時に、 「〇〇をしない!」と思った時点で脳はその行動をイメージしてしまっているので、 潜在意識的観点から見ていても、やってはいけないと思っていることを実行しようとしてしまう。 ここでも、未来への自分のなりたい姿、こうありたい状態をイメージすることが大切だ。 未来へのなりたい姿のイメージというのは本当に思っている以上に自分の行動に影響がある。 ダイエット中でケーキを食べない!という決意より、果物を食べる!(完全に行動を止めるのではなくてスモールステップの代替え案から自信をつけていく)とかの方がよっぽどダイエットも成功しやすいのではないかなと思った。 (人によってのイメージの影響は様々なので、イメージの仕方は真剣に考えたほうがいいけど) もう少し本からの学びが欲しかったが、今の時点では自分がそこまで興味が湧かなかったことも原因かな? 文章が頭の中に入ってくるのかこないのか、そんな事も本によって毎回違うのでこれもまた面白いな。(本の内容とは関係ないけど(笑)) 人の心は面白い。 もっと理解を深められたらいいな。

Posted byブクログ

2019/04/20

人間の「やめられない」ことにスポットを当てた一冊。 「健康心理学」というジャンルについて勉強になった。

Posted byブクログ

2018/09/23

健康心理学と言う学術分野の紹介本なのだが、残念ながらこの本を読んでも健康心理学の有用性が全く理解できない。すべての学問が何かの役に立たなければならないものでもないが、わざわざ学会を立ち上げてまで研究すべきことなのか疑問に思う。『行動には動機が要る』、『習慣化している行動は刺激に支...

健康心理学と言う学術分野の紹介本なのだが、残念ながらこの本を読んでも健康心理学の有用性が全く理解できない。すべての学問が何かの役に立たなければならないものでもないが、わざわざ学会を立ち上げてまで研究すべきことなのか疑問に思う。『行動には動機が要る』、『習慣化している行動は刺激に支配されていることが多い』ことの発見が一つの成果と言うが、そんなの当たり前じゃん! その他も似たり寄ったりの驚きのない話ばかりで、これでは心理学者のステータスを貶めることになりかねない。 ちなみに喫煙も過度の飲酒も単なる習慣ではない。自分自身の経験から断言するが、喫煙者は銘柄を変えるくらいでタバコをやめることは絶対にない。薬物依存が事の本質であるから、心理学ではなく脳科学や精神医学の範疇だ。こう言う認識の粗さも学問として洗練されていない印象を与える。

Posted byブクログ

2014/10/12

お酒が好きで、どれだけ飲んだかを武勇伝のように語りたがる人たちが多いことに辟易し、なぜ人はお酒を飲みたがるのかが知りたくて手に取った本。直接的な回答は得られなかったものの、ところどころ役立つ部分があった。

Posted byブクログ

2014/10/08

[ 内容 ] 深酒や食べすぎ、手放せないタバコに慢性的な運動不足…。 体に悪いとわかっているのに、不健康な習慣は改めるのが難しい。 実は私たちが思っている以上に、それらの誘惑は強烈なのだ。 高齢化社会を迎え、健康を維持することは今や国民的な課題と言っても過言ではない。 生命を脅か...

[ 内容 ] 深酒や食べすぎ、手放せないタバコに慢性的な運動不足…。 体に悪いとわかっているのに、不健康な習慣は改めるのが難しい。 実は私たちが思っている以上に、それらの誘惑は強烈なのだ。 高齢化社会を迎え、健康を維持することは今や国民的な課題と言っても過言ではない。 生命を脅かし、身体機能を著しく低下させる生活習慣病を予防するにはどうしたらよいか。 またストレスを始め健康を損なうさまざまな要因とどう向き合えばよいのか。 心理学の新しい応用分野、「健康心理学」の見地から具体的な対処法を紹介する。 [ 目次 ] 第1章 わかっていてもできない健康習慣 第2章 医療のパラダイムと変化の必要性 第3章 習慣を変えるための心理学 第4章 食の健康心理学 第5章 ストレスはたまらない 第6章 こころと健康状態 第7章 病気の心理と行動 第8章 健康な社会づくりをめざして [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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2013/03/30

これといった有用な知識を得ることができませんでした。 面白かった話は、禁煙の方法として、毎回異なる銘柄を買うことにより喫煙によって得られる快感を減らし、喫煙に対するこだわり(強化)を減らせる、といった内容です。 私は禁煙成功済みですが、喫煙したいといっている友人に勧めてみたい...

これといった有用な知識を得ることができませんでした。 面白かった話は、禁煙の方法として、毎回異なる銘柄を買うことにより喫煙によって得られる快感を減らし、喫煙に対するこだわり(強化)を減らせる、といった内容です。 私は禁煙成功済みですが、喫煙したいといっている友人に勧めてみたいです。

Posted byブクログ

2013/01/20

甘いものをやめられない人に、食べないようにする方法として、オススメされているのが買わないことだそうな。そりゃそうだけど……。

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2012/10/13

健康心理学の入門書?評価の★が少ないのね。2.64か(2012/10/01)。 p.30 ストレスをたまると表現するのは日本人だけ。 ストレスコーピングなどが話題の中心かな。

Posted byブクログ

2012/07/29

私は鍼灸師をしております。鍼灸師は未病という、本格的な病気の手前くらいの方が多くいらっしゃいますが、こういう場合ですと、甘い物の食べ過ぎや、お酒の飲み過ぎなどにアドバイスをすることになります。患者さんの中には、「わかっちゃいるけど止められない」「お酒を飲むのが生きがいだからねぇ」...

私は鍼灸師をしております。鍼灸師は未病という、本格的な病気の手前くらいの方が多くいらっしゃいますが、こういう場合ですと、甘い物の食べ過ぎや、お酒の飲み過ぎなどにアドバイスをすることになります。患者さんの中には、「わかっちゃいるけど止められない」「お酒を飲むのが生きがいだからねぇ」と言う方も少なくなく、どうしたものかと思いあぐねることもしばしばです。 そういうときはどうやってアドバイスしたらいいだろうと思って、本書を手にしました。 率直に言って、本書の内容はその期待に応えるものではありませんでした。本書の所々に、健康心理学を応用したアドバイスの仕方も散見できるのですが、その多くは何もわざわざ健康心理学というタイトルを付けなくてもいいのでは?と思うような、雑談の延長のような、誰もがそれくらいは言うでしょう?という感じがするものでした。 本書は、健康心理学という、比較的新しい分野の学問があることを伝えるのが主のような気がします。また、個人的な健康管理のための心理学と言うよりも、国全体の喫煙率を下げるとか、アルコール依存症にならないためにはどうしたらいいかとか、そういった大きな視点での政策に助言をするためのものなのかというのが、読後の感想です。 本書のタイトルと内容が今ひとつ噛み合っていないので、正直期待外れではありましたが、健康心理学という分野を知るという面ではそこそこ満足。しかしその健康心理学の解説も、具体的なものが少なかったので、全体的な印象としては☆二つという感じです。

Posted byブクログ

2012/04/29

自分が人生へのタクト(指揮者)であると実感できる経験をしたことがどれだけあるか。それにより信念も生まれ、健康にもつながる。

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