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死刑台のエレベーター 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 1970/05/27 |
JAN | 9784488143015 |
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死刑台のエレベーター
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
前知識なしに読んだので、どういう展開になっていくのか先が読めなくておもしろかった。ラスト自ら首を絞めることになる主人公ジュリアンが哀れすぎる。自業自得といえばそれまでだが、まさか身に覚えのない罪まで被ることになるとは…。登場人物たちの小さな行動が、ジュリアンの罪を確固たるものにしていく過程が、計算されていておもしろい。 古い本だが登場人物たちのキャラが立っていて読みやすかった。
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高利貸のボールグリを殺したジュリアンはエレベーターに閉じ込められ抜け出そうと苦闘していた。36時間後に脱出し帰宅すると別の殺人容疑で逮捕されてしまう。しかしエレベーターに閉じ込められていたことは話せない。偶然に偶然が重なり状況はどんどん追い詰められていく。サスペンス小説としてよく...
高利貸のボールグリを殺したジュリアンはエレベーターに閉じ込められ抜け出そうと苦闘していた。36時間後に脱出し帰宅すると別の殺人容疑で逮捕されてしまう。しかしエレベーターに閉じ込められていたことは話せない。偶然に偶然が重なり状況はどんどん追い詰められていく。サスペンス小説としてよく出来た構成で、何度読んでもドキドキします。話自体はルイマルの映画で有名で、以前は本の表紙もエレベーターから抜け出そうとするジャンヌモローでした。起こった事実重視の書き方もフランスミステリらしからぬところでグッドです
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※このレビューにはネタバレを含みます
金が返せなくなりどうにもならなくなったジュリアン・クルトワは金貸しのポールグリを自殺に見せかけて殺す。置き忘れた証拠を持ちだそうとエレベーターに乗るが、そこで電源が落ち、閉じ込められてしまう。ジュリアンの妻、ジュヌヴィエーヴはジュリアンの浮気を疑い警察に捜索願を出す。 一方、ジュリアンの自動車を盗んだフレッドとテレザはジュリアン夫妻としてホテルに泊まる。金のないフレッドは近くにいたブラジルからの旅行者ペドロとジェルメール夫妻を殺害し金を奪う。テレザはフレッドの子を妊娠していたが、フレッドの犯行を察し心中自殺してしまう。 ジュリアンはなんとか誰にも見つからずエレベーターを脱出するが、ペドロとジェルメール殺害の罪で逮捕されてしまう。ポールグリ殺害を隠すためエレベーターに閉じ込められていたとは言えないジュリアンは黙秘を貫く。妻のジュヌヴィエーヴの兄嫁ジャンヌが犯行時にジュリアンと不倫していたと証言したためジュリアンの容疑が薄れる。ジュリアンもその偽証に乗るが、後に嘘だとバレさらに容疑が濃厚とされてしまう。最終手段としてポールグリ殺害を自供し、エレベーターに閉じ込められていたと事実を話すが、ポールぐりを殺したあとペドロとジェルメールも殺したと思われてしまう。逃げ場を失ったジュリアンはすべてを諦めてしまう。 翻訳が古いのがどうしても気になる。新訳が出れば大きく印象が変わるのではないかと思われる。
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