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十牛図入門 「新しい自分」への道 幻冬舎新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2008/03/30 |
JAN | 9784344980778 |
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十牛図入門
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商品レビュー
3.5
21件のお客様レビュー
十牛図入門 「新しい自分」への道 著:横山 紘一 紙版 幻冬舎新書 078 十牛図は、禅の入門書である 人生の目的は、3つ、①自己究明、②生死解決、③他者救済 ①自己究明 自分さがし ②生死解決 自分の死を、自らで解決する ③他者救済 他人とともども幸せに生きる 真の...
十牛図入門 「新しい自分」への道 著:横山 紘一 紙版 幻冬舎新書 078 十牛図は、禅の入門書である 人生の目的は、3つ、①自己究明、②生死解決、③他者救済 ①自己究明 自分さがし ②生死解決 自分の死を、自らで解決する ③他者救済 他人とともども幸せに生きる 真の自己を究明するための禅の修行を十の図で示したものが、十牛図でです 気になったのは、以下です。 ■十牛図と禅宗、唯識論 牛:真の自分 牧人:真の自分(牛)を追い求める自分 禅の根底にあるのが、唯識思想 唯識無境 外界には、「もの」はなく、「識」だけがある 人々唯識 一人ひとりの世界は、阿頼耶識から生じた宇宙である 各人はその中に閉じ込めて外にでることができない 八識 表層心 眼識、耳識、鼻識、舌識、身識、意識 深層心 末那識、阿頼耶識 阿頼耶識縁起 表層心と深層心とは、相互に原因と結果の関係にある 瑜伽(ゆが:ヨーガ) すべての「もの」を心の中に還元して、その「もの」の本質・深層を観察して思考する ■尋牛 ・人と他人は、それぞれ違う宇宙に生きている ・牛が逃げている状態、牧人は何も知っていない ⇒ 無知の状態 ・今まで考えていた「自分」や「時空」はただの思い込みにすぎない ■見跡 ・牛の足跡とは、釈迦によって説かれた教えのこと ・自灯明と、法灯明 自灯明とは、自分をよりどころにすること 法灯明とは、法(ダルマ)=(真理、教え、存在の諸要素)をよりどころにすること ・正しい教えを正しく聞くことを繰り返す 正聞薫習(くんじゅ) ■見牛 ・なにが牛をみるのか ⇒ ただなりきって牛を見る ・動と静、身と心の2つを分けることなく、ただ、ただ、なりきり、なりきって修行をする ・世間の表面を、世俗諦、世間の裏面を、勝義諦、という 世俗諦は、言葉の通じる世界、勝義諦は、言葉の通じない世界をいう ■得牛 ・明らかに記して忘れない ⇒ こころに鮮明に記憶する これを「明記不忘」という ■牧牛 ・牛が逃げようとして暴れている、それを手なずけて飼いならす ・悟後の修行といい、悟った後の修行の方が大事であるという意味 ・三輪清浄の無分別智 自分、他人、そしてその間に展開する、行為を、三輪という 無分別智 束縛:相縛:表層心における束縛、麁重縛(そじゅうばく):深層心における束縛 ■騎牛帰家 ・牛を連れ帰る:真の自分と自分自身が触れ合って、笛を吹きたくなるほど、楽しくなる ■忘牛存人 ・新しい自分:真の自分と合体して、真の自分になり切った ■忘牛存人 ・仏教でいう、無我の境地、空の境地になる ■返本還源 ・煩悩を払拭してもとの清浄心にもどった ・清らかで真っ白な心、自性清浄心という ・二つの障害 煩悩障 むさぼりや怒り、無知などの煩悩 所知障 「知るべきもの」を知ることを妨げている障害 「知るべきもの」とは、究極のしるべきもの、真如という、真如はありのままという意味である ・人間の2つの執着 我執 自分への執着 法執 ものへの執着 ■入廛垂手 ・一緒にいる童子は、子どもではない、迷える人、凡夫 ・牧人は菩薩になっている ・菩薩とは悟りを求める人をいう 上求菩提:菩提を求める生き方を実践する人 下化衆生:生きとし、生けるものを救済しようとする生き方を実践する人 ・座禅和讃 わずか30分でもいいから、座禅をすれば、心の中の無量の穢れがなくなっていく 目次 序章 いま、なぜ、「十牛図」が必要か。「十牛図」が現代に問いかけてくるもの 第1章 牛を尋ね探す(尋牛) 第2章 牛の足跡を見つける(見跡) 第3章 牛を見つける(見牛) 第4章 牛を捕まえる(得牛) 第5章 牛を飼い馴らす(牧牛) 第6章 牛に乗って家に帰る(騎牛帰家) 第7章 ひとり牧人はまどろむ(忘牛存人) 第8章 真っ白な空(人牛倶忘) 第9章 本源に還る(返本還源) 第10章 町の中に生きる(入廛垂手) ISBN:9784344980778 出版社:幻冬舎 判型:新書 ページ数:205ページ 定価:760円(本体) 2008年03月30日第1刷発行
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禅宗の「十牛図(じゅうぎゅうず)」だけど「物事を体得して悟りの境地が拓かれる」、(悟りがどんなかは知らないが)誰にでもわかるように一般化した体験ストーリーなんだろうと想像する。 絵を順を追って解説しているが、本書は「唯識(ゆいしき)」の文脈で読み解くところが二度美味しい(1冊で...
禅宗の「十牛図(じゅうぎゅうず)」だけど「物事を体得して悟りの境地が拓かれる」、(悟りがどんなかは知らないが)誰にでもわかるように一般化した体験ストーリーなんだろうと想像する。 絵を順を追って解説しているが、本書は「唯識(ゆいしき)」の文脈で読み解くところが二度美味しい(1冊で2つを学べる)。 しかし正直、本書を読むだけでは唯識について「???」が膨らむばかりでモヤモヤしている。
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vol.280 人生の目的はたった3つ!上に立つ人ほど読んでおきたい唯識の入門書。 http://www.shirayu.com/news/2014/
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