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淋しい狩人 宮部みゆきEarly Collection
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商品詳細
内容紹介 | 本から始まる謎がある――。父親の遺品の中から出てきた数百冊の本。それだけなら、単なる本好きの遺品で済むのだが、すべてが同じ本だったとしたら……。東京下町にある、小さな古本屋「田辺書店」。店主のイワさんと孫の稔が二人で切り盛りする平凡な古本屋を舞台に、大小様々な事件が持ち上がる。本をテーマに描く、連作ミステリ。 |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/03/25 |
JAN | 9784103750079 |
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淋しい狩人
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商品レビュー
3.3
16件のお客様レビュー
2024年8月15日 宮部みゆきさんの初期の作品かな。 さすがのタッチだが、情景や心情の表現がところどころ鼻につく。また、地の文か、イワさんを通した文か違和感あってわかりづらいところもあった。そこら辺が初期ならでは、だね。 イワさんが6件もの事件に関わる短編集。古本に関連した事件...
2024年8月15日 宮部みゆきさんの初期の作品かな。 さすがのタッチだが、情景や心情の表現がところどころ鼻につく。また、地の文か、イワさんを通した文か違和感あってわかりづらいところもあった。そこら辺が初期ならでは、だね。 イワさんが6件もの事件に関わる短編集。古本に関連した事件に自然と巻き込まれるあたり、さすがのストーリーテラー。 そうきたか、と楽しめた。
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久々に読んだ宮部みゆき氏の短編集。 この作品後に書かれた『小暮写眞館』の前章という感じに近い。 古本屋を舞台に様々な事件や謎が起き、店主と孫が解決していく。 感想を一言で述べれば、それは『優しい』。 厭な奴も凄惨な事件も出てくるけれど 根っこのところで、優しさに満ちている。 こ...
久々に読んだ宮部みゆき氏の短編集。 この作品後に書かれた『小暮写眞館』の前章という感じに近い。 古本屋を舞台に様々な事件や謎が起き、店主と孫が解決していく。 感想を一言で述べれば、それは『優しい』。 厭な奴も凄惨な事件も出てくるけれど 根っこのところで、優しさに満ちている。 この心のどこか琴線に触れる文体が 宮部みゆき氏に惹かれるところかも。 作中に出てくる童話『うそつき喇叭』を探したけど どうも、宮部みゆき氏の創作らしい。 そうならば、うそつき喇叭を書いて欲しい。作品にして欲しい。 キチンと読んでみたい。
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【六月は名ばかりの月/黙って逝った/詫びない年月/うそつき喇叭/歪んだ鏡/淋しい狩人】 古本屋の雇われ店主の「イワさん」を軸に巻き起こる事件の数々。短編連作。 【詫びない年月】【うそつ喇叭】は当事者のことを思うと苦しくなった。 全体を通して主人公イワさんとその孫の会話が良かった...
【六月は名ばかりの月/黙って逝った/詫びない年月/うそつき喇叭/歪んだ鏡/淋しい狩人】 古本屋の雇われ店主の「イワさん」を軸に巻き起こる事件の数々。短編連作。 【詫びない年月】【うそつ喇叭】は当事者のことを思うと苦しくなった。 全体を通して主人公イワさんとその孫の会話が良かった。後半はもう、イワさんの孫を案じる言動がもう、恋のようで微笑ましく。
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