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日本近世思想史研究
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ぺりかん社 |
| 発売年月日 | 2008/03/28 |
| JAN | 9784831512000 |
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日本近世思想史研究
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日本の近世の思想家たちにかんする著者の論文が収録されています。とりあげられている思想家は、松永尺五、林羅山、中江藤樹、熊沢蕃山、太宰春台、頼山陽、林子平、大国隆正などです。 著者はこれまで、日本の中世および近世における歴史思想についての研究をおこなっており、「普遍」と「個別」の...
日本の近世の思想家たちにかんする著者の論文が収録されています。とりあげられている思想家は、松永尺五、林羅山、中江藤樹、熊沢蕃山、太宰春台、頼山陽、林子平、大国隆正などです。 著者はこれまで、日本の中世および近世における歴史思想についての研究をおこなっており、「普遍」と「個別」の関係をどのようにとらえるのかという問題をめぐって、さまざまな思想家たちの議論が検討されてきました。本書でもこうした視点から、上記の思想家たちに対する考察がなされています。 たとえば中江藤樹から熊沢蕃山へと受け継がれた「時処位」にかんする思想を検討した論考には、こうした観点が色濃く反映されています。また、太宰春台とその影響のもとにあった林子平にかんする論考では、朱子学的な人間観とは対照的なリアリズムに注目がなされています。さらに頼山陽と大国隆正の歴史観についての考察では、朱子学的な大義名分論とは異なる「勢」という概念への着目が見られることがとりあげられ、中世以来武士が実権を掌握した時代を、彼らがどのように解釈していたのかということが検討されています。 本書は論文集であり、同一のテーマのもとに書きおろされた本ではないので、かならずしも一冊の本として内容がまとまっているとはいいがたいところはありますが、さまざまなテーマを通して「普遍」と「個別」の関係が、日本思想史において重要な問題だということが鮮明に示されているように感じました。
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