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インドへ馬鹿がやって来た
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インドへ馬鹿がやって来た

山松ゆうきち【著】

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インドへ馬鹿がやって来た

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本文芸社
発売年月日 2008/03/25
JAN 9784537255676

インドへ馬鹿がやって来た

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商品レビュー

3.1

8件のお客様レビュー

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2024/12/04

マンガ家である著者が日本の漫画をインドで出版すれば儲かる!と企み、単身インドへ渡り奮闘する話。ただし、  ○英語とヒンディー語はわかりません  ○著者は56歳です  ○今のようにネットが普及していなかった20年前の漫画です プラス糖尿病だし癌の手術を受けたことがあったり…と突っ込...

マンガ家である著者が日本の漫画をインドで出版すれば儲かる!と企み、単身インドへ渡り奮闘する話。ただし、  ○英語とヒンディー語はわかりません  ○著者は56歳です  ○今のようにネットが普及していなかった20年前の漫画です プラス糖尿病だし癌の手術を受けたことがあったり…と突っ込みどころ満載でなかなか奇天烈な著者だなぁという感じですが、彼のゴキブリ並の(褒め言葉です)精神力のおかげで出版までこぎつけたのは本当に奇跡的。 出版といいますが出版社に持っていくわけではなく、インドの一般社会に溶け込み個人にヒンディー語翻訳や印刷を頼み、忍耐強く交渉と修正を繰り返して完成させた汗と涙の自費出版本 その作品も自分の漫画ではなく「血だるま剣法」という日本人でさえ人を選ぶようなギリギリの他人の作品をチョイスするセンス。 愚直すぎてタイトル通り馬鹿と言わざるをえませんが、ただの馬鹿とはいえない行動力と精神力の持ち主に脱帽しっぱなしの作品でした。 やってることはトンデモナイのに著者の性格なのか平平坦々と描かれていてそれも何ともいえない。 ネットがない時代特有の行き違いなんかも逆に新鮮。 サブカル好きならオススメします。続編があるらしい。

Posted by ブクログ

2024/07/21

 とんでもない人が世の中にはいるものである。売れていない漫画家56歳が、インドで日本の時代劇漫画の出版、販売を思いつき海を渡る。インドには漫画はない、大儲けできそうだというそれだけで。  英語もヒンディ語もできない、初めての海外。そこでアパートを見つけて、翻訳者を雇い、印刷・製...

 とんでもない人が世の中にはいるものである。売れていない漫画家56歳が、インドで日本の時代劇漫画の出版、販売を思いつき海を渡る。インドには漫画はない、大儲けできそうだというそれだけで。  英語もヒンディ語もできない、初めての海外。そこでアパートを見つけて、翻訳者を雇い、印刷・製本して路上でコミックを売る。  無謀である。というか、その発想と行動力が凄すぎる。そして、インド人との微妙なやり取り。何もかもが、日本とは異なるし、困ってばかりなんだけど、いつもとんでもなくポジティブ。そして、実際に本を作ってしまうのである。売れなかったけど。  帰国して、その一部始終を漫画にしたのがこれ。あまりの無謀さに笑ってしまう一方、ちょっと羨ましい。手元の本は3刷。売れなかった分の元は取ったんだろうか?

Posted by ブクログ

2015/05/11

マンガ家である著者がインドでマンガを出版してひと儲けしようとたくらんだ顛末をマンガにした本。ヒンディー語も英語もできないのに単身インドに乗り込み、出版しようとしたマンガも自分の作品ではなく、他の作家の作品。おまけにその作品も、日本ですら一部のマニアしか知らない平田弘史の「血だるま...

マンガ家である著者がインドでマンガを出版してひと儲けしようとたくらんだ顛末をマンガにした本。ヒンディー語も英語もできないのに単身インドに乗り込み、出版しようとしたマンガも自分の作品ではなく、他の作家の作品。おまけにその作品も、日本ですら一部のマニアしか知らない平田弘史の「血だるま剣法」。そして現地インドではほとんどマンガを読む習慣なし。普通だったら現地行った途端諦めますぜ。にもかかわらずなぜかめげない著者。「でも、やるんだよっ!」(©根本敬)精神で突き進みます。こりゃ、表題通りの「バカ」です。本は果たして出版されたのか、売れたのか?はぜひ本書を手に取ってお確かめください。

Posted by ブクログ