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左手のコンチェルト 新たな音楽のはじまり
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 佼成出版社 |
発売年月日 | 2008/03/30 |
JAN | 9784333023202 |
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左手のコンチェルト
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
#57奈良県立図書情報館ビブリオバトル「悟り」で紹介された本です。チャンプ本。 暁天ビブリオバトルと題して南都七大寺の大安寺で朝7時30分から実施しました。 2015.8.23 https://m.facebook.com/events/1623081631280314?view...
#57奈良県立図書情報館ビブリオバトル「悟り」で紹介された本です。チャンプ本。 暁天ビブリオバトルと題して南都七大寺の大安寺で朝7時30分から実施しました。 2015.8.23 https://m.facebook.com/events/1623081631280314?view=permalink&id=1627867264135084
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フィンランドへの愛着、闘病生活、左手のみでの復活演奏会に至る経緯など、本人が語る実話として迫ってくる。 ご本人の「左手のコンチェルト」の実演を聴いたが、病気との葛藤や復活への意欲など、感動を裏付ける内容。
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ピアニスト舘野泉のエッセイ。 っても、書いたものではなく、語り下ろしたもの。なので、他のエッセイよりより客観的な感じ。 で、生い立ちについてかなりつっこんで語っている。 両親ともに音楽家で、兄弟も皆音楽家になった家族の中で、唐突にフィンランドに渡った彼を、むしろ暖かく見...
ピアニスト舘野泉のエッセイ。 っても、書いたものではなく、語り下ろしたもの。なので、他のエッセイよりより客観的な感じ。 で、生い立ちについてかなりつっこんで語っている。 両親ともに音楽家で、兄弟も皆音楽家になった家族の中で、唐突にフィンランドに渡った彼を、むしろ暖かく見てるのがやはり普通の家庭とは違うなぁと思った。 舘野泉の力があったから、日本における北欧音楽が認められたといっても過言ではない。が、それは、舘野泉以前、北欧音楽は認められていなかったということなのだ。 温和な笑顔を見せ、温和な語り口であるけれど、舘野泉の中には絶対的な孤独があるのだと感じる。 だからこそ、彼は北欧にひかれ、その地に住むことを選択した。そして、左手のピアニストとしてやっていくことを、ピアノからは絶対離れなれないと、決意させたのだろう。 私の所属している音楽教室のテキストに、やたらグリーグとかカスキとかがでてくる。って、舘野泉が監修としてたずさわっていたので当然なのだろう。で、それらの作品に触れるごとに、舘野泉の穏やかさと厳しさを聞く。 …他のエッセイより客観的と書いたが、言い換えれば一般的ともいえる。ゆえに、舘野泉を始めて読む方や、音楽とは無縁です、という方にもしっかり読めるエッセイだと思う。
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