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元禄御畳奉行の日記
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 1984/09/20 |
| JAN | 9784121007407 |
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元禄御畳奉行の日記
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商品レビュー
3.9
18件のお客様レビュー
副題~尾張藩士の見た浮世。 ノンフィクションと言うか歴史書です。 元禄の名古屋城下に生きた朝日文左衛門の二十六年八ヶ月、三十七冊、およそ二百万字にわたる膨大な日記「鸚鵡籠中記」を神坂次郎氏が抜き書き、解説した本です。 この朝日文左衛門、百石の御本丸御番(警護役)、その後昇進してお...
副題~尾張藩士の見た浮世。 ノンフィクションと言うか歴史書です。 元禄の名古屋城下に生きた朝日文左衛門の二十六年八ヶ月、三十七冊、およそ二百万字にわたる膨大な日記「鸚鵡籠中記」を神坂次郎氏が抜き書き、解説した本です。 この朝日文左衛門、百石の御本丸御番(警護役)、その後昇進してお畳奉行(+40俵)になった中流武士。若い頃は武芸十八般に手を出すもどれもモノにならず、飲み・打つ・買うに加え芝居が大好き、さらにゴシップネタが大好きで、事件を聞けばすっ飛んで行き、それらを丹念に日記に書き込んだ。 最初の方は面白い。武芸にすぐに飽きる文左衛門が唯一長続きした弓道。しかし師範の娘が狙いだったらしく、結婚したらすぐに稽古を怠る話とか、自分が家長になるために、父親の苦手とする親戚に働きかけ、父親に隠居すすめさせるとか。御本丸御番と言っても九日に一度の出仕で、同役と弁当を競い合うくらいしか仕事は無く、酒も嗜む位いなら許されていたようです。お畳奉行として上方に出張した時は、御用商人と連日の酒宴、遊女屋通い、芝居に入り浸り、それらは詳しく日記に記すものの、仕事の話はわずか一行。そんな日記から当時の武士(少なくとも文左衛門の)の様子が浮かび上がります。なんだか時代小説の清廉潔白な武士像がガラガラと音を立てて崩れて行くようです(笑)。 中盤あたりから心中だとか殺人事件の様なやたらと重苦しい話が多くなり、かつ読み下し文というか原文にあまり手を加えず掲載されているので読みづらく。かなり苦戦しました。まあ奇書ですね。ちなみに横山光輝によってコミック版が出ているようです。
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名古屋城下の藩文庫に長い間眠っていた日記 こんな面白い日記を読めて作者に感謝 元禄の記録魔サラリーマン武士朝日文左衛門 家庭、藩の騒動、接待、ゴシップ、心中などなど あらまあ〜とびっくりする内容だった 元禄の華やかさの一方で貧窮に喘ぐ人たちがいる 文左衛門は毎日見たこと、聞い...
名古屋城下の藩文庫に長い間眠っていた日記 こんな面白い日記を読めて作者に感謝 元禄の記録魔サラリーマン武士朝日文左衛門 家庭、藩の騒動、接待、ゴシップ、心中などなど あらまあ〜とびっくりする内容だった 元禄の華やかさの一方で貧窮に喘ぐ人たちがいる 文左衛門は毎日見たこと、聞いたことを日記に書く 約27年、日数で8863日!
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『鸚鵡籠中記』は、これまで読んだ歴史系の本に、参照した史料として紹介されていたので、書名は記憶に残っていた。その書を記した朝日文左衛門が見た元禄から享保までの風俗などを、武士学入門、御畳奉行どの、元禄社用族などに章立てて紹介する本書。密通、心中の章では、当時の女性の哀しさや、女性...
『鸚鵡籠中記』は、これまで読んだ歴史系の本に、参照した史料として紹介されていたので、書名は記憶に残っていた。その書を記した朝日文左衛門が見た元禄から享保までの風俗などを、武士学入門、御畳奉行どの、元禄社用族などに章立てて紹介する本書。密通、心中の章では、当時の女性の哀しさや、女性が脇差で腹掻っ捌く事例を読むにつけ、逞しさを実感。酒と芝居、心中事件まで楽しんでしまう文左衛門。百石と少禄ながら優雅な生活に思える。日記の文面からは生来の人の好さや、バレバレの暗号を記すお茶目さは、読んでいて楽しかった。
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