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太平洋の防波堤・愛人ラマン・悲しみよこんにちは 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集Ⅰ-04
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2008/03/30 |
JAN | 9784309709444 |
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太平洋の防波堤・愛人ラマン・悲しみよこんにちは
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商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
101231*読了 2010年最後の読書はこの本でした。デュラスの2作品と、サガンのあまりにも有名な作品。太平洋の防波堤が個人的には好き。でも文体としてはサガンのやわらかさが好き。フランス文学の一端に触れる。もっともっと世界中の文学作品を読みたい。もちろん日本の作品も。文豪は本...
101231*読了 2010年最後の読書はこの本でした。デュラスの2作品と、サガンのあまりにも有名な作品。太平洋の防波堤が個人的には好き。でも文体としてはサガンのやわらかさが好き。フランス文学の一端に触れる。もっともっと世界中の文学作品を読みたい。もちろん日本の作品も。文豪は本能のままに書くのだなぁ、と感じました。愛人なんか、一人称と三人称、時間のつながり、全てがめちゃくちゃ。でもその躍動感に引きこまれる。書くことが生きることと直結しているように思います。小説って完全にフィクションで作り上げなくても、自分の経験をふんだんに織りこんで、こんなにすばらしい作品を作ることができるんですね。池澤夏樹編纂の世界文学全集を読みあさります。来年へ向けての決意。笑 220821*読了 驚くことに私は12年前にもこの本を読んだのだけれど、「悲しみよ こんにちは」だけを読んだのだと思っていた。実際は収録の3作とも読んでいた…。私の記憶力…。 今回再読した理由は、池澤夏樹さん編の世界文学全集、日本文学全集をコレクションして、読破するという目標のため。 以前は図書館で借りて読んだのだけれど、今回は購入して読みました。 当時から池澤夏樹さん編の文学全集を読みたい願望を抱いていて、10年以上経ってやっとその夢を着々と叶えているところ。 それぐらい私はこういった文学が好きで、その気持ちは変わっていないということ。 以前読んだ時は「太平洋の防波堤」が気に入っていたよう。 悲しいことに全く読んだ記憶が飛んでいたのだけれど、確かにおもしろい。 キャラクターそれぞれの個性がぶつかり合いながらも、どこかどんよりとした退廃的な雰囲気が漂う感じ。 「太平洋の防波堤」も「愛人」もデュラスの実体験を反映させていて、当時の植民地での支配側だったとしても、こんな苦労があったのか…と思ったし、現地民の苦しい状況もありありと描かれていて、知らない部分をまざまざと見せつけられた感じ。 そしてどちらも兄の印象が強い。これもデュラスの生い立ちが関わっていて興味深い。 「愛人」はタイトルこそ愛人だけれども、結局それのみがテーマではなかったのでは?とも思えてしまう。 「悲しみよ こんにちは」が一番ストーリー性があって読みやすかった。以前も読んだと覚えていたのも、そのせいかもしれないし、当時サガンの小説が読みたかったというのを記憶していたからでもあります。 それにしても、17歳の少女が書いたとは思えない。才能をひしひしと感じました。 いずれも思春期真っ盛りのティーンエイジャーの少女、そしていずれも性へと踏み出す様子が描かれているのも、この巻を特徴づけている。 この当時ならではの、自分の全てが性に染まってしまうような、潔い貪欲さ。 大人になって振り返った時、決して後悔しない奔放さ。 程度の差こそあれ、そして「愛人」ではあまりにもどっぷりと浸ってしまっているものの、誰しもこんな時があったはず。それが行為そのものや相手そのものでなくても、性に夢中になる時期があったはず。 2010年の感想の方がしっかり書けているように思う。笑 若さ故か老化故か…。
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『悲しみよ、こんにちは。』 18歳の少女が書いた、夏と罪の香りがする物語。 ・ 地中海に面した貸別荘を舞台に、主人公セシル、父、父の情人エルザ、そして父の母の古くからの友人アンヌが登場する。 アンヌを敬い、恐れ、セシルは父とアンヌの中を引き裂くために、密かに動き出すのだった。 ・ ・ ・ 私の視点からの思考内容の語りが多く、彼女がアンヌに対して好意的、憧れ、恐れ、妬み、遠ざけたい、という思いの移り変わりを読者も一緒に追うことになる。 アンヌとセシルの食卓を囲む、息を詰まる様子の描写が見事だと感じた。
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太平洋の防波堤、初読み。面白かった。同じネタ(思い出)を何度も書いているけど読ませるって、すごい。インドシナの湿気を含んだ暑い空気を感じ、植民地社会を知り、登場する人間の個性に魅かれ、主人公の若い女性のたたずまいにシンパシーと憧れを抱き。ラマンも何度も読んだなー。読み返したかった...
太平洋の防波堤、初読み。面白かった。同じネタ(思い出)を何度も書いているけど読ませるって、すごい。インドシナの湿気を含んだ暑い空気を感じ、植民地社会を知り、登場する人間の個性に魅かれ、主人公の若い女性のたたずまいにシンパシーと憧れを抱き。ラマンも何度も読んだなー。読み返したかったが、時間切れで返却。サガンは・・・学生時代に読んで面白くなかった記憶により、今回はパス。
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