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瞳はヒミツ色
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ワニブックス |
発売年月日 | 1975/02/01 |
JAN | 9784847010293 |
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瞳はヒミツ色
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歌はまだしらないのだけれど、若くして自らの命を絶った女の子、ということだけ昔からしっていた。私のすきなのりピー、もとい酒井法子氏の事務所の先輩であったことから、彼女の思い出話のなかに、この岡田有希子ちゃんはでてくる。のりピーのことについてふれている箇所はあるかな、という期待もあっ...
歌はまだしらないのだけれど、若くして自らの命を絶った女の子、ということだけ昔からしっていた。私のすきなのりピー、もとい酒井法子氏の事務所の先輩であったことから、彼女の思い出話のなかに、この岡田有希子ちゃんはでてくる。のりピーのことについてふれている箇所はあるかな、という期待もあったけれど、どうしてわずか18才で死ななくてはならなかったのかという、純粋な興味もあって購入した。そこに書かれているのは、決して特別などではなく、時として一般人よりも気が弱く、ピュアな女の子の、ふつうの日記である。はしからみているだけでも、厳しすぎる世界だとわかる芸能界で、生きて行くにはあまりにも健気で優しすぎる子だなと感じた。まだ見ぬ結婚相手への夢を綴った文章は、すごくすごくロマンチックで、素朴で、アイドルなんかやめてお嫁さんになっていれば死なずにすんだかもしれないのに、とおもわせるほどである。しかしユッコちゃんは、ファンのみなさんを絶対に裏切れない、と考えるほど真面目な子でもあった。これからどんなにつらくても悲しくてもがんばります、という家族への決意で本書は締めくくられている。この本とは別に、まだ14才ののりピーといっしょに、ピアノを弾いている写真を見たことがある。芸能のおしごとなんかできなくても、それはぜんぶ法子姐さんに任せればよかったのにと、無責任にもおもわずにいられない。歌に興味がわくところまでは正直まだいっていないのだが、ユッコちゃんの誠実でほがらかな人となりに、とても惹かれるものがあった。もう一冊よんでみたい。
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