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ジョゼフ・フーシェ ある政治的人間の肖像 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2011/12/01 |
| JAN | 9784003243749 |
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ジョゼフ・フーシェ
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革命を泳ぎ切った風見鶏フーシェの伝記である。ツヴァイクの『マリー・アントワネット』の次に読んだ。 どの派閥、政体をも裏切っていることから、ロベスピエールのような政治的理想はないと分かる。 ジャコバン党員として時代の要請以上に王党派を虐殺していることから、裏切りが単に心身の安寧を...
革命を泳ぎ切った風見鶏フーシェの伝記である。ツヴァイクの『マリー・アントワネット』の次に読んだ。 どの派閥、政体をも裏切っていることから、ロベスピエールのような政治的理想はないと分かる。 ジャコバン党員として時代の要請以上に王党派を虐殺していることから、裏切りが単に心身の安寧を求めて立ち回った結果でないことが分かる。 理想もなく、保身に汲々とするわけでもなく、なぜ激動の時代の政界に身を置き、変節を重ねたのか。ツヴァイクは権力欲とともに、権勢の得る方に賭ける賭博的愉悦をフーシェは持っていたとする。勝敗を見越せるくらいまで張るのを待つスリル、どちらが優勢か調べ尽くす探究の楽しみ、勢力図を胸三寸で塗り変えられる立場、そのようなものに魅入られていた人物として描かれている。 人物伝としては非常に面白く、凡人然とした現代の一市民には理解しがたいマキャヴェリスト的心理もツヴァイクによる巧みな補助線で生き生きと蘇っている。恩人を売り、思想を踏みつけ、勝馬に跨り悠々と時代をすり抜ける姿はもはや清々しい。 フーシェの最期は誇り高く散ったマリー・アントワネットとは対極だった。晩年にやっと己を知り、寂しくも穏やかに亡くなったようだ。これだけのことをして穏やかに死ねるのか大いに疑問だが、これだけのことをするくらいだから神経も太いのだろう。 現代にも平気で嘘を付く政治家や他人の利益には一瞥もくれない経済人はいるが、彼・彼女らは凡人には度し難い楽しみや興奮があるのかもしれないと思った。
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政治的人間に関する伝記として極めて稀なことに面白い、と聞いて読んでみた本。フランス革命期~帝政期に警務大臣として活躍し、一瞬のみとはいえフランスの全権を手にするまでに至った、裏切り者、変節漢、サン・クールーの風見、ジョゼフ・フーシェの伝記。 フーシェについてはヤングアニマル連載...
政治的人間に関する伝記として極めて稀なことに面白い、と聞いて読んでみた本。フランス革命期~帝政期に警務大臣として活躍し、一瞬のみとはいえフランスの全権を手にするまでに至った、裏切り者、変節漢、サン・クールーの風見、ジョゼフ・フーシェの伝記。 フーシェについてはヤングアニマル連載のナポレオン漫画ではじめて知った程度の知識だが、その漫画の記述もかなりの部分は元ネタはこの本なのかな。フランス革命期~帝政期の政治動向がわかっていないとすんなり読めないところも多い。ただ、その流れを、フーシェ視点から見るというのがとてもおもしろい。信念もなにもなく、自身の権力欲や性格のために、時の最高権力者相手であっても見え見えの面従腹背(面従すらしていないことも多い)で対応する。相手もこいつ絶対裏切るし余計なことしてる、ってわかっているんだけど、使えるから切るに切れない。ピカレスク小説を読んでいるかのような気分。これは確かに、面白い。
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フランス革命の時代に暗躍した、 完全無欠な裏切り者、卑怯者の伝記。 よく言われることのない人物だが、作者ツワイクの 淡々とした筆致から、逆に自らのプリンシプルに 忠実な、清々しい、とはとても言えないけど それなりに魅力的なフーシェ像が浮かび上がる。 人間とはなにか、考えさせる...
フランス革命の時代に暗躍した、 完全無欠な裏切り者、卑怯者の伝記。 よく言われることのない人物だが、作者ツワイクの 淡々とした筆致から、逆に自らのプリンシプルに 忠実な、清々しい、とはとても言えないけど それなりに魅力的なフーシェ像が浮かび上がる。 人間とはなにか、考えさせる名著だと思う。
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