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姫の戦国(上) 文春文庫
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姫の戦国(上) 文春文庫

永井路子(著者)

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姫の戦国(上) 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1997/07/09
JAN 9784167200367

姫の戦国(上)

¥220

商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2010/05/28

京の公家、中御門家か…

京の公家、中御門家からはるばる駿河の今川家へ輿入れした悠姫は、夫の病臥、そしてその死の後、家中の政にも深くかかわるようになり、女戦国大名とよばれるようになる。戦国乱世の世を、妻として母として強くたくましく生き抜いた寿桂尼の生涯。今も昔も女は強い!

文庫OFF

2020/04/28

今川義元の母寿桂尼が主人公の小説。京都で公家の家で育った悠姫。十七歳年上の今川氏親との縁談が決まり駿河に下向する悠姫。氏親は優しく接してくれてはいるが感情を余り表には出さない。氏親の母(北条早雲の妹)北川殿と氏親の間には悠姫も立ち入る事のできない関係があり嫁姑の確執も起こるが悠姫...

今川義元の母寿桂尼が主人公の小説。京都で公家の家で育った悠姫。十七歳年上の今川氏親との縁談が決まり駿河に下向する悠姫。氏親は優しく接してくれてはいるが感情を余り表には出さない。氏親の母(北条早雲の妹)北川殿と氏親の間には悠姫も立ち入る事のできない関係があり嫁姑の確執も起こるが悠姫がお世継ぎを産み次第に関係も改善されていくが新たに氏親が他の女性たちとの間に子供がいる事が発覚する。氏親は後継者は悠姫の子供と言うが新たな火種の予感で上巻は終わる。

Posted by ブクログ

2015/10/27

今川義元の父に嫁いぎ、公家と武家の仲立ちとなった寿桂尼の話。後家ながら、初めて公式文書に印章を押した人物。 私、この永井さんは好きだな。上手だと思う。今年の太平記と比べて、史実の少ない女性を確かに主役として据え、かつ退屈でないように武将である夫や息子を取り巻く情勢を上手く取り入...

今川義元の父に嫁いぎ、公家と武家の仲立ちとなった寿桂尼の話。後家ながら、初めて公式文書に印章を押した人物。 私、この永井さんは好きだな。上手だと思う。今年の太平記と比べて、史実の少ない女性を確かに主役として据え、かつ退屈でないように武将である夫や息子を取り巻く情勢を上手く取り入れてくる。 ただ、山霧の方が好き。夫婦の仲がいいから。こちらは、知らなかったけど義元の父、氏親が浮気が多かったので、そういう意味では楽しめず。

Posted by ブクログ

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