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このミステリーがすごい!(2006年版) 2005年のミステリー&エンターテインメントベスト10
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2005/12/23 |
JAN | 9784796650335 |
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商品レビュー
3
6件のお客様レビュー
2006年国内ミステリー1位は東野圭吾「容疑者Xの献身」、海外はジャック・リッチー「クライム・マシン」。インタビューは、横山秀夫と米澤穂信、このミス大賞は海堂尊「チーム・バチスタの栄光」。
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※このレビューにはネタバレを含みます
読むのが勿体無いという面白さは変わらないものの、目新しさがないのもまた事実。 昨年に引き続き、ランキングを制したのはベテラン作家の東野圭吾氏であったのは素直に嬉しい。その他佐々木譲氏の復活、久々の原尞作品が当然の如くランキングされているのもまた嬉しい。北村薫氏、我孫子武丸氏のランクインも健在ぶりの証左となって嬉しかった。 しかしやはりこの20位までというランキングで淘汰された作品があるのも気になる。特に伊坂作品や恩田作品など世評が高くなるにつれて『このミス』読者が離れていっているような気がし、マニアのためのミステリ本の域を脱していない感が強い。また島田荘司氏の復活があまり評価されていないのも腑に落ちなかった。 翻って海外ミステリのランキングに目を向けると、この分野はどんどん拡散している気がする。特に顕著なのはミステリから乖離して行っているのではないかという事。 1位のジャック・リッチーやシオドア・スタージョン、アヴラム・デイヴィットスンなどはもろSF作家のようだし、これらの作家を高く評価するよりもウェストレイクやランキンやヒル作品が例年通り訳出している事を喜び、評価すべきだと思う。個人的には2位にランクインしたコナリーに1位を取ってほしかった。 あと国内ランキングで目に付いたのはライトノベル作家の進出が以前にも増して顕著になったこと。ここらへんはライトノベルというよりも通常のミステリとして評価しているのだからまあ、そんなには気にならない。 『このミス』は今後も読むだろうし、また出版された時は嬉々としながら読むだろう事は間違いない。しかしやはり最近感じる違和感は拭えない。 これはこの先ずっと続くんだろうな。
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04年11月~05年10月に発刊されたミステリー作品を対象とした、国内、海外のランク付け。またミステリー作家たちの隠し玉として、来年度発刊されるであろうタイトルや解説。その他もろもろ、ミステリーファンには説明するまでもありません。 また、普段ミステリーをあまり読まない方も、「...
04年11月~05年10月に発刊されたミステリー作品を対象とした、国内、海外のランク付け。またミステリー作家たちの隠し玉として、来年度発刊されるであろうタイトルや解説。その他もろもろ、ミステリーファンには説明するまでもありません。 また、普段ミステリーをあまり読まない方も、「このミステリーがすごい!」に書かれているランキングや、コラム等を参考にして購入してみてはいかがでしょうか。
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