1,800円以上の注文で送料無料

このミステリーがすごい!(2006年版) の商品レビュー

3

6件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/02/14

2006年国内ミステリー1位は東野圭吾「容疑者Xの献身」、海外はジャック・リッチー「クライム・マシン」。インタビューは、横山秀夫と米澤穂信、このミス大賞は海堂尊「チーム・バチスタの栄光」。

Posted byブクログ

2022/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読むのが勿体無いという面白さは変わらないものの、目新しさがないのもまた事実。 昨年に引き続き、ランキングを制したのはベテラン作家の東野圭吾氏であったのは素直に嬉しい。その他佐々木譲氏の復活、久々の原尞作品が当然の如くランキングされているのもまた嬉しい。北村薫氏、我孫子武丸氏のランクインも健在ぶりの証左となって嬉しかった。 しかしやはりこの20位までというランキングで淘汰された作品があるのも気になる。特に伊坂作品や恩田作品など世評が高くなるにつれて『このミス』読者が離れていっているような気がし、マニアのためのミステリ本の域を脱していない感が強い。また島田荘司氏の復活があまり評価されていないのも腑に落ちなかった。 翻って海外ミステリのランキングに目を向けると、この分野はどんどん拡散している気がする。特に顕著なのはミステリから乖離して行っているのではないかという事。 1位のジャック・リッチーやシオドア・スタージョン、アヴラム・デイヴィットスンなどはもろSF作家のようだし、これらの作家を高く評価するよりもウェストレイクやランキンやヒル作品が例年通り訳出している事を喜び、評価すべきだと思う。個人的には2位にランクインしたコナリーに1位を取ってほしかった。 あと国内ランキングで目に付いたのはライトノベル作家の進出が以前にも増して顕著になったこと。ここらへんはライトノベルというよりも通常のミステリとして評価しているのだからまあ、そんなには気にならない。 『このミス』は今後も読むだろうし、また出版された時は嬉々としながら読むだろう事は間違いない。しかしやはり最近感じる違和感は拭えない。 これはこの先ずっと続くんだろうな。

Posted byブクログ

2017/02/12

 04年11月~05年10月に発刊されたミステリー作品を対象とした、国内、海外のランク付け。またミステリー作家たちの隠し玉として、来年度発刊されるであろうタイトルや解説。その他もろもろ、ミステリーファンには説明するまでもありません。  また、普段ミステリーをあまり読まない方も、「...

 04年11月~05年10月に発刊されたミステリー作品を対象とした、国内、海外のランク付け。またミステリー作家たちの隠し玉として、来年度発刊されるであろうタイトルや解説。その他もろもろ、ミステリーファンには説明するまでもありません。  また、普段ミステリーをあまり読まない方も、「このミステリーがすごい!」に書かれているランキングや、コラム等を参考にして購入してみてはいかがでしょうか。

Posted byブクログ

2013/01/25

 1 容疑者Xの献身               東野圭吾  2 扉は閉ざされたまま             石持浅海  3 震度0                     横山秀夫  4 愚か者死すべし               原寮  5 神様ゲーム            ...

 1 容疑者Xの献身               東野圭吾  2 扉は閉ざされたまま             石持浅海  3 震度0                     横山秀夫  4 愚か者死すべし               原寮  5 神様ゲーム                  麻耶雄嵩  6 シリウスの道                 藤原伊織  7 ベルカ、吠えないのか           古川日出男  8 犬はどこだ                  米澤穂信    島崎警部のアリバイ事件簿        天城一 10 うたう警官                   佐々木譲    最後の願い                  光原百合 12 死神の精度                  伊坂幸太郎    痙攣的                     鳥飼否宇 14 三百年の謎匣                 芦辺拓    ニッポン硬貨の謎               北村薫 16 シャングリ・ラ                 池上永一 17 モーダル事象                 奥泉光 18 審判                      深谷忠紀 19 弥勒の掌                   我孫子武丸 20 少女には向かない職業           桜庭一樹    隠蔽捜査                   今野敏

Posted byブクログ

2009/10/07

ミステリー業界紙。 全然ミステリーは読まないので、話題に全然ついていけず。 が、ミステリー業界についてざっと分かったので、収穫あり、か。 作家さんのインタビューが面白かった。 東野圭悟や横山秀夫さんの。ミステリ書く人は相当頭がいいんでしょうねー。

Posted byブクログ

2009/10/07

今年で18年目を迎えるミステリーガイドの決定版。今年は、目玉のランキング以外にも、あの実力派ミステリー作家「横山秀夫」、若手の有望株「米澤穂信」のインタビュー。今年のミステリー界の疑問や難問を解いてくれる「行列のできるミステリー相談所」、今年イチオシの新人を探せ!「新人賞ソーカツ...

今年で18年目を迎えるミステリーガイドの決定版。今年は、目玉のランキング以外にも、あの実力派ミステリー作家「横山秀夫」、若手の有望株「米澤穂信」のインタビュー。今年のミステリー界の疑問や難問を解いてくれる「行列のできるミステリー相談所」、今年イチオシの新人を探せ!「新人賞ソーカツ座談会」、いち早く人気作家の次回作がわかる「私の隠し玉」、売り上げのベストもわかる「ミステリーヒットチャート2005」など、気になる企画が盛りだくさんです。

Posted byブクログ