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曲った蝶番 創元推理文庫

ジョン・ディクスン・カー(著者), 中村能三(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1966/04/08
JAN 9784488118075

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商品レビュー

4.6

9件のお客様レビュー

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2010/05/28

曲がった蝶番が想像で…

曲がった蝶番が想像できるかどうかは別として(読んだ後もいまひとつイメージできず…)カーの作品の中では最も素晴らしいトリックが使われています。様々な評論家も高く評価しています。

文庫OFF

2017/01/02

もし私がカーの作品(もちろんカーター・ディクスン名義も含めて)の中でベスト5を挙げてと頼まれたら、間違いなく本書はその1つに数えられるだろう。一般的に代表作とされる『三つの棺』、『プレーグ・コートの殺人』、『火刑法廷』などと比べると知名度の低い本書であるが、真相の衝撃度で云えば、...

もし私がカーの作品(もちろんカーター・ディクスン名義も含めて)の中でベスト5を挙げてと頼まれたら、間違いなく本書はその1つに数えられるだろう。一般的に代表作とされる『三つの棺』、『プレーグ・コートの殺人』、『火刑法廷』などと比べると知名度の低い本書であるが、真相の衝撃度で云えば、カー作品の中でも随一ではないだろうか。 まず発端からして面白い。タイタニック号の事件ですり代わりが行われたと称する男が結婚したばかりのファーンリ卿に偽者の疑いがかかる。そして我こそはファーンリ卿だと主張するのだ。そこからどちらが本物で偽者なのかの真贋をテストするがどれも決定的な証拠が挙がらず、関係者一同、途方に暮れているうちに庭先でファーンリ卿(と思われていた人物)が刺殺されるという事件 が起こる。 本作のテーマは衆人環視の庭の中で起こる殺人事件、つまり「開かれた密室」だ。カーにはこのテーマを扱った作品は他にも数あるが、この真相というかトリックは誰もが唖然とするに違いない。かの藤原宰太郎もカーのトリックを自身の推理クイズ本でほとんど暴露しているが、この作品に関してはなかった。それは恐らく載せるのをためらうほど突拍子も無かったからに違いない。そのトリックは仰天するに加え、なおかつその模様を映像で想像するとなんとも怖気が出るような代物なのだ。とにかく怖い。 この題名の意味が今では何を指しているのか、そして結局本物のファーンリ卿はどっちだったのかという真相については全く忘却の彼方だが、この殺人事件のトリックだけはもう読んでから20年近くも経つというのに未だに鮮明に覚えている。物語の導入から最後の真相に至るまで、とにかくリーダビリティに溢れた一作だ。地味な作品だと捉えられがちだが、カー作品の必読本と云えよう。

Posted by ブクログ

2012/03/14

桜庭一樹さんの本で紹介されていた一冊。「吸血鬼カーミラ」がちょっと不発だった分、この本はどうかなーと思って読んだら…意外と面白かった。 個別の事件が一つの線でつながり、更にその一つの線上に複数の人の感情が詰まっているという、まさに複雑な人物模様が推理小説だなぁ…と。日本の小説も...

桜庭一樹さんの本で紹介されていた一冊。「吸血鬼カーミラ」がちょっと不発だった分、この本はどうかなーと思って読んだら…意外と面白かった。 個別の事件が一つの線でつながり、更にその一つの線上に複数の人の感情が詰まっているという、まさに複雑な人物模様が推理小説だなぁ…と。日本の小説も面白いけれども、海外の少し古い小説も面白いな、と思った一冊。

Posted by ブクログ

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