逆発想の10倍仕事術 「できる人」になる話し方とアイデア術

松本幸夫【著】

• 販売会社／発売会社: アスキー
• 発売年月日: 2008/03/14
• JAN: 9784756151254

商品レビュー

2009/05/31

本書は、読者の皆様に、“普通とは異なる発想(逆発想)を身につけた、仕事が10倍「できる人」”に最速でなっていただこう、と工夫を凝らして執筆されています。たとえば、
・プレゼンの際、うるさい場所では小声で話しだすほうがいい
・断られたら感謝すると、うまくいく
・マイナス要素もそえて話すほうが、信用され、説得力が出る
・口ベタでも、いやむしろ口ベタのほうが話し上手になれる
・プレゼン時にあえて視覚要素を排除することを心がける
・価格交渉をされたら、価格では応じないこと
・正しいことを主張するよりぺーシングが大事(「嫌われる有能」は無能に等しい)
・吐く息を長くすると集中力が高まる
・アイデアを限界までたくさん出すと、むしろアイデアのネタはさらに出始める
・ある行動に疲れたら、違う行動をすることで積極的に休むことができる
――といった本書でご紹介する膨大な数のテクニックが、あなたの能力と魅力を10倍に引き出すと確信しています。

2008/07/19

プレゼンテーションはその人の人となりや態度、視線の効果が大きい。SDS（Summary, Details, Summary)で発表、最初のSでは項目だけを挙げて内容は示さない。

2008/03/06

仕事術のノウハウを纏めた本。
仕事が出来るということは外界に対しての上手なアピールができることを根底においているため、コミュニケーション法を主軸にしている。さらに、アイディアの捻出方法と時間の使い方の2点を加えて1冊の本にしている。

本書の構成は以下の通り
第1部 プレゼンテーションの極意
第2部 社内外での交渉の極意
第3部 コミュニケーションの極意
第4部 アイディアの作り方の極意
第5部 時間活用の極意と手帳術

本書は仕事術の本としては及第点以上のものであるが、「逆発想」を謳っている割には、眼からうろこが落ちるようなインパクトが無かった為、いまひとつという感触が拭えない。 タイトル買いをしてしまっただけにその点が残念である。