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廃棄の文化誌 ゴミと資源のあいだ
定価 ¥3,520
1,925円 定価より1,595円(45%)おトク
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 工作舎 |
発売年月日 | 2008/02/26 |
JAN | 9784875024095 |
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廃棄の文化誌
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
予想より哲学的な示唆に富む内容だった。基本的なところは現在も変わらないが、私たちの意識のうち一部は初版1994年当時とは変わっているのが感じられるのも趣深い。
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プロローグのカコトピアが面白い。その他の章も示唆に富んでいる。しかし、ではどうしたら?という肝心のところはもう一歩踏み込まないといけないようで、趣味として読むと不安感が残っていけない。そういう気分の時はちょうどいいな。読みやすくはあった。
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この本は、ケヴィン・リンチの遺稿をまとめつつ、写真をつけくわえたもので、読み物としてもよみやすい。 これもかばちゃんの推薦。 読み方は人によって様々だろう。自分は、人口減少、少子高齢化が進むなかで、どう廃棄される郊外の土地利用を考えるか、例えば、震災復興で集団移転し...
この本は、ケヴィン・リンチの遺稿をまとめつつ、写真をつけくわえたもので、読み物としてもよみやすい。 これもかばちゃんの推薦。 読み方は人によって様々だろう。自分は、人口減少、少子高齢化が進むなかで、どう廃棄される郊外の土地利用を考えるか、例えば、震災復興で集団移転したあとの土地の利用をどう考えるかなど、問題意識が喚起された。 もちろん、この本にそのダイレクトな答えがあるわけではない。 ①土地のリサイクルは経済性の計算によるばかりではなく、コミュニティの誇りによって動機づけることが多い。廃棄物の山を動かさずにそのまま歴史的なランドマークとして甦らせた方がよい場合もある。(p145) ②だが、人類という種を宇宙の中心からはずしてみれば、ものごとの意味は拡がるだろう。廃棄はすべて生命系の本質的な過程であり、廃棄が阻止されたり、吸収できない量ないしはタイプの物質を産出することにかぎって、望まれないものになる。(p202) ③国の政策としては、人や企業や資本の流動を直接管理することはせずに、成長や衰退を和らげ、利益の何割かを必要な地域に振り向ける。(p222) なんとなく、都市がシュリンクしていくなかでの復興対策については、放棄された土地、移転して公共の手元にのこった土地などは、地域共同体の管理にゆだねていくというイメージがあるのだが、どうだろうか。
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