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世に棲む日日(四) 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1975/02/25 |
JAN | 9784167105075 |
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世に棲む日日(四)
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商品レビュー
3.9
14件のお客様レビュー
藩内クーデター、対幕…
藩内クーデター、対幕戦争での晋作の活躍はまさに”動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し”の言葉通りです。まるで織田信長を見るような鬼神のような働き。そして突然の最期を迎えるところも信長に似ている。
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『世に棲む日々』 1〜4巻。おばあちゃんの家にあった古い本棚から掘りあてたら偶々ホットな吉田松陰さんや長州の高杉晋作が登場するお話。前に読んだ同じく司馬遼太郎さんの『龍馬がゆく』と時期は一緒だけど、違った視点でみると違う印象を受ける。 幕末の変動期はやっぱり日本の歴史を大きく...
『世に棲む日々』 1〜4巻。おばあちゃんの家にあった古い本棚から掘りあてたら偶々ホットな吉田松陰さんや長州の高杉晋作が登場するお話。前に読んだ同じく司馬遼太郎さんの『龍馬がゆく』と時期は一緒だけど、違った視点でみると違う印象を受ける。 幕末の変動期はやっぱり日本の歴史を大きく変えた時期だと思う。 時勢、時の勢いというものが少しでも変わっていたら今の日本はどうなっていたんだろう。 この時期の人間はエネルギーが凄い。特に好きだったのは井上馨。 興味深かった所は幕末の人たちは鎖国が当たり前のものだと思っていたという話。後から歴史を勉強した僕からすれば江戸幕府が政策上鎖国したっていうのは常識だけど、当時の人からすれば日本でははるか昔からずっと鎖国が続いていたものだと考えられていたらしい。「開国」とは単純に国を開く事では無くてそれまでの世界観を180度回転させることだったのだろう。 司馬遼太郎では国盗り物語が面白いらしい。また読んでみたい。
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同じタイミングで読んでいた藤沢作品と比較すると、どうしても自分の好みの問題もあるが、小説としての冗長さが目に余り★評価は相当に辛目。 まぁこの冗長さこそがこの作家の特徴であるから、これを受容するか否かという単純な話ではあるとは思うんですが。 それにしても山県有朋に対する徹底的・粘...
同じタイミングで読んでいた藤沢作品と比較すると、どうしても自分の好みの問題もあるが、小説としての冗長さが目に余り★評価は相当に辛目。 まぁこの冗長さこそがこの作家の特徴であるから、これを受容するか否かという単純な話ではあるとは思うんですが。 それにしても山県有朋に対する徹底的・粘着的な低評価など、直接見たんかい?と突っ込みも入れたくなる面多々あり、要するに司馬遼節炸裂の作品ではあり、好きな人には堪えられんのではないでしょうかね。
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