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十八歳、海へ 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 1980/07/01 |
JAN | 9784087503340 |
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
強い初期衝動を感じた。 中期の完成されたごってり文体を既に読んでいたので、勢いや感傷が入りすぎた本作はうまくハマらなかったかもしれない。。
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日比谷図書館で借りる。 最終ページに手書きで 「6/15ぼくも今18歳 世界をもっと拡げたい」 と書いてあった。 「愛のような」「隆男と美津子」もいいが、やはり「海へ」だろう。 俺と海、全てを無に還元する衝動が3月の雨の降る海、決して爽やかな風が吹き抜けるわけでは無い、どんより...
日比谷図書館で借りる。 最終ページに手書きで 「6/15ぼくも今18歳 世界をもっと拡げたい」 と書いてあった。 「愛のような」「隆男と美津子」もいいが、やはり「海へ」だろう。 俺と海、全てを無に還元する衝動が3月の雨の降る海、決して爽やかな風が吹き抜けるわけでは無い、どんより重たい鈍い海に溶け込んでしまう主人公。 思わず二度と読んだが、意味を捉えようとはせず言葉の抑揚を愉しむ読み方をしたらええんやと思った。やはり中上健次はジャズが似合う。
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秋幸三部作に見られるような神懸かった才能はまだ発出していない。しかし独特な文章表現や着眼点は天才の片鱗を感じさせる。「愛のような」で何処か既視感を覚え、そうだ、大江健三郎に似ているのだと思う。調べてみると少なからぬ影響を受けライバルと目されてもいたようだ。 『枯木灘』のときと比...
秋幸三部作に見られるような神懸かった才能はまだ発出していない。しかし独特な文章表現や着眼点は天才の片鱗を感じさせる。「愛のような」で何処か既視感を覚え、そうだ、大江健三郎に似ているのだと思う。調べてみると少なからぬ影響を受けライバルと目されてもいたようだ。 『枯木灘』のときと比べてプロットやレトリックの巧さは本作のほうが上かもしれない。但しさきの述べたように大江氏と類するところがあり、同土俵であれば文筆家としての軍配は大江氏に上がる。やはり中上健次の良さは「路地」でこそ生きると感じる。
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