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知的生活の方法 講談社現代新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 1992/02/01 |
| JAN | 9784061158368 |
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知的生活の方法
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商品レビュー
3.8
133件のお客様レビュー
1976年の本なので、2025年から見たら……約50年前! こんな時代でも「情報洪水」とか書かれてる。構造は50年前から変わってない。 読む前は古い本ということで身構えていたが、目次の時点で「何書いてるんだ?」って興味が出る。文章も堅苦しくなく読みやすい。それも、後になるほど...
1976年の本なので、2025年から見たら……約50年前! こんな時代でも「情報洪水」とか書かれてる。構造は50年前から変わってない。 読む前は古い本ということで身構えていたが、目次の時点で「何書いてるんだ?」って興味が出る。文章も堅苦しくなく読みやすい。それも、後になるほど軽くなっていって、本を置く場所の問題とか、飲酒の話とか、「家族と親類は知的生活にとってはだいたいマイナス要因」だとか、果ては「まあまあ幸福な家庭生活と、まあまあ満足のゆく知的生活の両立を求めるのが無難」という話まで飛び出す。ちょっと笑ってしまった。 もちろん示唆に富む箇所も多い。 「わかった気になること」を怖れるという話では、著者の学生時代、普通に英語の本を読むより辞書や文法書を読む時間の方が長く、それでも理解できないというエピソードが印象に残った。「わからない」に耐えるのは、ChatGPTに聞けば何でも答えてもらえる現代こそ肝に銘じるべきことだろう。 繰り返し読んで、それでも読む価値があり、最後に残ったものが古典。たくさん読むことが良いことでは無い。私も読みたい本がブクログに溢れているが、考え直す必要があるのかも。読んでから忘れてしまっていることも多い。 本は財産になる。読み返すこともある。しかし、新聞記事のスクラップを読み返すことはない。この話も身につまされる。ノートアプリにどんどんスクラップを貯めているが、確かに読み返すことがない。というか、インターネットの未読記事も1000近くある。困ったぞ。 読書の時間が足りていないようにも思う。一方で、繰り返し読むものと、今後一切読まないものを決めるのも大事なのかも。本を紹介しあうブクログでそんなことを書くのも矛盾しているのだが。それか、読みたいものはすぐに読んでしまうかだ。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1949102128288653747?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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全部知ったような顔をして生きてきた自分にとってはかなり突き刺さる内容だった。これから中身も問われる中で、読んでおいてよかった本 ●知的正直とは、わからないのにわかったふりをしないこと ★知的生活の真の喜びは、自己に忠実であって、不全感をごまかさないことを通じてのみ与えられる。...
全部知ったような顔をして生きてきた自分にとってはかなり突き刺さる内容だった。これから中身も問われる中で、読んでおいてよかった本 ●知的正直とは、わからないのにわかったふりをしないこと ★知的生活の真の喜びは、自己に忠実であって、不全感をごまかさないことを通じてのみ与えられる。 知的生活を行う者は、退行現象ということを考慮に入れてそれに備える心構えが必要 ●知的生活は、専門的な勉強、職業上の仕事のみでは不十分である。どうしても、知的な関心を持つ人たちとの、肩のこらない交流と、特定の目的に束縛されない自由の読書のための時間が必要
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