知的生活の方法 の商品レビュー
おすすめ。 #興味深い #考えるヒント 書評 https://naniwoyomu.com/374/
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本棚に見当たらなかったので買い替えて読んだ。ああ、こういう意識高い系でいままで生活してきたら、いま頃、もっと業績あげられたであろうに。蔵書も数だけはあるけど、ただ買うだけになっている。諸事ありすぎだよな。年末なので新年に備えて心機一転したい。カントのような生活は、わたしも目指して...
本棚に見当たらなかったので買い替えて読んだ。ああ、こういう意識高い系でいままで生活してきたら、いま頃、もっと業績あげられたであろうに。蔵書も数だけはあるけど、ただ買うだけになっている。諸事ありすぎだよな。年末なので新年に備えて心機一転したい。カントのような生活は、わたしも目指している。早起きして午前中に仕事して。著者は夜型のよう。 ただ、何事でも(したがって知的生活でも)、若いって何ものにも勝る価値だと思う。とくに目。老眼での読書はキツイ。
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著者が様々な本を読んで、実践してきたこと、自ら工夫したことを、"本を読んだり、物を書いたりする時間が生活の中に大きな比重を占める人たち"の参考になるように書かれた本である。 だから、本書が最も役立つと思われるのは、主に学者や作家という人たちになるだろう。 そ...
著者が様々な本を読んで、実践してきたこと、自ら工夫したことを、"本を読んだり、物を書いたりする時間が生活の中に大きな比重を占める人たち"の参考になるように書かれた本である。 だから、本書が最も役立つと思われるのは、主に学者や作家という人たちになるだろう。 それ以外の人でも、知的生活を送りたいと考える人たちにとって、それを実践するためのヒントは得られるだろう。 また、カントやゲーテなどの偉人の生活を垣間見ることによって、スマイルズの「自助論」のような自己啓発書として読むこともできる。 本書の出版は1976年である。2024年の今から約半世紀前に書かれたものであるが、版を重ねており、いまだに新品で買うことができるということは、時の審判に打ち勝ち、世間から認められたという証である。名著であるが、決して固い本ではない。文章も内容も読みやすい本なので、「知的生活」という言葉にピンと来る人は一読をお勧めする。
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何度も読みたい本。 読書や勉強に力を入れる時、再読して意義を確認したい。 一つの本を精読すること。読了で終わらず読破、深く理解し、感性を磨かれる読書をしたい。
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海外の人が継続して本などから知識を得ているのに対して、昔から日本の社会人は本を読まないと言われたみたいですね
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おもしろいし、おほむね賛成 いやあ初めて読んだが、いろんなエピソードが出てきてめっぽうおもしろかった。たくさん笑った。 たしかに後半、頻繁に精神分析を持ち出してきてオカルトめいてきたり、ワインとかビールとかいふ変な部分はある。 しかし全体的にかなり納得・共感した。たとへば、...
おもしろいし、おほむね賛成 いやあ初めて読んだが、いろんなエピソードが出てきてめっぽうおもしろかった。たくさん笑った。 たしかに後半、頻繁に精神分析を持ち出してきてオカルトめいてきたり、ワインとかビールとかいふ変な部分はある。 しかし全体的にかなり納得・共感した。たとへば、知ったかぶりをする子供は進歩がないとか、カントの規則正しい生活と血圧とか、見切り法とか、知的生活と縁のない配偶者とか。なるほど!である。しひて言へば知的空間のための建築の部分があまり現実味がないが、まあ理想を高く持てといふことであらう。
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久々に再読。もう46年前の著作ということで、後半のノウハウ的な部分は、色々な意味で時代性を感じる点も少なくない。が、「過去の成功例をそのままマネしても、意味がない」ということは、著者自身がそもそもちゃんと書いている。この点を念頭に置きつつ、どう応用できるかを考えながら読めば、今で...
久々に再読。もう46年前の著作ということで、後半のノウハウ的な部分は、色々な意味で時代性を感じる点も少なくない。が、「過去の成功例をそのままマネしても、意味がない」ということは、著者自身がそもそもちゃんと書いている。この点を念頭に置きつつ、どう応用できるかを考えながら読めば、今でもとっても参考になる1冊。 本書のなかでより普遍的なメッセージは、前半部分だろう。分かったつもりにならない・分かることを恐れる「知的正直」の大切さや、自分自身の古典を作ることの意義は、著者自身の読書遍歴や当時の世相も交えて具体的に語られているがゆえに、かえって古びない。
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初版は1976年4月発行。時折読み返しているが、読むたびに新たな発見がある。 本書は知的生活の肝を「本との関わり」と定義しており、書斎の設計図まで提示されている。本をネットに置き換えて、有効な活用方法を考えるのも面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
渡部昇一「知的生活の方法」、講談社現代新書436、1976.4発行、再読。20代後半時に読んだ時、いい本だなと思いました。ハマトンの「知的生活」に触発されて執筆されたとか。自分をごまかさない精神、古典をつくる、本を買う意味、知的空間と情報整理、知的空間と時間、知的生活の形而下学の6つの章立てです。著者は本の購入と図書館を持つことに強いをこだわりを持ち続けられました。経済的に余裕があればいいなと思います。でも、今は、インターネット、パソコン、バーコードの普及で、図書館にある本は大体すぐに読める時代ですね。
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これまで読んだ知的になる本の中で、一番自分に合う感じがした。 学びの興味はあっても、選ぶコツだとかが適当だとうまくない。自由をとって幸せを取らないみたいなことにもなりかねない。 知的な自由でいながら満たされる可能性を感じられた。いつまでも勉強をしているけど、強い諦めも感じてい...
これまで読んだ知的になる本の中で、一番自分に合う感じがした。 学びの興味はあっても、選ぶコツだとかが適当だとうまくない。自由をとって幸せを取らないみたいなことにもなりかねない。 知的な自由でいながら満たされる可能性を感じられた。いつまでも勉強をしているけど、強い諦めも感じていた。少しマシになれそうな気がした。
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