知的生活の方法 の商品レビュー
1976年の本なので、2025年から見たら……約50年前! こんな時代でも「情報洪水」とか書かれてる。構造は50年前から変わってない。 読む前は古い本ということで身構えていたが、目次の時点で「何書いてるんだ?」って興味が出る。文章も堅苦しくなく読みやすい。それも、後になるほど...
1976年の本なので、2025年から見たら……約50年前! こんな時代でも「情報洪水」とか書かれてる。構造は50年前から変わってない。 読む前は古い本ということで身構えていたが、目次の時点で「何書いてるんだ?」って興味が出る。文章も堅苦しくなく読みやすい。それも、後になるほど軽くなっていって、本を置く場所の問題とか、飲酒の話とか、「家族と親類は知的生活にとってはだいたいマイナス要因」だとか、果ては「まあまあ幸福な家庭生活と、まあまあ満足のゆく知的生活の両立を求めるのが無難」という話まで飛び出す。ちょっと笑ってしまった。 もちろん示唆に富む箇所も多い。 「わかった気になること」を怖れるという話では、著者の学生時代、普通に英語の本を読むより辞書や文法書を読む時間の方が長く、それでも理解できないというエピソードが印象に残った。「わからない」に耐えるのは、ChatGPTに聞けば何でも答えてもらえる現代こそ肝に銘じるべきことだろう。 繰り返し読んで、それでも読む価値があり、最後に残ったものが古典。たくさん読むことが良いことでは無い。私も読みたい本がブクログに溢れているが、考え直す必要があるのかも。読んでから忘れてしまっていることも多い。 本は財産になる。読み返すこともある。しかし、新聞記事のスクラップを読み返すことはない。この話も身につまされる。ノートアプリにどんどんスクラップを貯めているが、確かに読み返すことがない。というか、インターネットの未読記事も1000近くある。困ったぞ。 読書の時間が足りていないようにも思う。一方で、繰り返し読むものと、今後一切読まないものを決めるのも大事なのかも。本を紹介しあうブクログでそんなことを書くのも矛盾しているのだが。それか、読みたいものはすぐに読んでしまうかだ。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1949102128288653747?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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全部知ったような顔をして生きてきた自分にとってはかなり突き刺さる内容だった。これから中身も問われる中で、読んでおいてよかった本 ●知的正直とは、わからないのにわかったふりをしないこと ★知的生活の真の喜びは、自己に忠実であって、不全感をごまかさないことを通じてのみ与えられる。...
全部知ったような顔をして生きてきた自分にとってはかなり突き刺さる内容だった。これから中身も問われる中で、読んでおいてよかった本 ●知的正直とは、わからないのにわかったふりをしないこと ★知的生活の真の喜びは、自己に忠実であって、不全感をごまかさないことを通じてのみ与えられる。 知的生活を行う者は、退行現象ということを考慮に入れてそれに備える心構えが必要 ●知的生活は、専門的な勉強、職業上の仕事のみでは不十分である。どうしても、知的な関心を持つ人たちとの、肩のこらない交流と、特定の目的に束縛されない自由の読書のための時間が必要
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この本は、半世紀前のもので、文献を調べようにも図書館を訪れないといけないような時期。今ではPCやスマホ一つで世界中の文献を閲覧可能だ。本書の要点は、分からないことを誤魔化す勿れ、そして、本は所有しておくべきこと、とある。現代は無論ネットが有るが、この50年前の言葉を現代向けに言い...
この本は、半世紀前のもので、文献を調べようにも図書館を訪れないといけないような時期。今ではPCやスマホ一つで世界中の文献を閲覧可能だ。本書の要点は、分からないことを誤魔化す勿れ、そして、本は所有しておくべきこと、とある。現代は無論ネットが有るが、この50年前の言葉を現代向けに言い換えるには、著者の発言の真意や根本原理を考慮する必要がある。例えば、京大式カードというものは、使うべき時と否の場合があるだろう。情報整理は圧倒的にPCに軍配。しかし、発想の観点で言えば、カードも侮れないだろう!
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おすすめ。 #興味深い #考えるヒント 書評 https://naniwoyomu.com/374/
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本棚に見当たらなかったので買い替えて読んだ。ああ、こういう意識高い系でいままで生活してきたら、いま頃、もっと業績あげられたであろうに。蔵書も数だけはあるけど、ただ買うだけになっている。諸事ありすぎだよな。年末なので新年に備えて心機一転したい。カントのような生活は、わたしも目指して...
本棚に見当たらなかったので買い替えて読んだ。ああ、こういう意識高い系でいままで生活してきたら、いま頃、もっと業績あげられたであろうに。蔵書も数だけはあるけど、ただ買うだけになっている。諸事ありすぎだよな。年末なので新年に備えて心機一転したい。カントのような生活は、わたしも目指している。早起きして午前中に仕事して。著者は夜型のよう。 ただ、何事でも(したがって知的生活でも)、若いって何ものにも勝る価値だと思う。とくに目。老眼での読書はキツイ。
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著者が様々な本を読んで、実践してきたこと、自ら工夫したことを、"本を読んだり、物を書いたりする時間が生活の中に大きな比重を占める人たち"の参考になるように書かれた本である。 だから、本書が最も役立つと思われるのは、主に学者や作家という人たちになるだろう。 そ...
著者が様々な本を読んで、実践してきたこと、自ら工夫したことを、"本を読んだり、物を書いたりする時間が生活の中に大きな比重を占める人たち"の参考になるように書かれた本である。 だから、本書が最も役立つと思われるのは、主に学者や作家という人たちになるだろう。 それ以外の人でも、知的生活を送りたいと考える人たちにとって、それを実践するためのヒントは得られるだろう。 また、カントやゲーテなどの偉人の生活を垣間見ることによって、スマイルズの「自助論」のような自己啓発書として読むこともできる。 本書の出版は1976年である。2024年の今から約半世紀前に書かれたものであるが、版を重ねており、いまだに新品で買うことができるということは、時の審判に打ち勝ち、世間から認められたという証である。名著であるが、決して固い本ではない。文章も内容も読みやすい本なので、「知的生活」という言葉にピンと来る人は一読をお勧めする。
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何度も読みたい本。 読書や勉強に力を入れる時、再読して意義を確認したい。 一つの本を精読すること。読了で終わらず読破、深く理解し、感性を磨かれる読書をしたい。
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海外の人が継続して本などから知識を得ているのに対して、昔から日本の社会人は本を読まないと言われたみたいですね
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おもしろいし、おほむね賛成 いやあ初めて読んだが、いろんなエピソードが出てきてめっぽうおもしろかった。たくさん笑った。 たしかに後半、頻繁に精神分析を持ち出してきてオカルトめいてきたり、ワインとかビールとかいふ変な部分はある。 しかし全体的にかなり納得・共感した。たとへば、...
おもしろいし、おほむね賛成 いやあ初めて読んだが、いろんなエピソードが出てきてめっぽうおもしろかった。たくさん笑った。 たしかに後半、頻繁に精神分析を持ち出してきてオカルトめいてきたり、ワインとかビールとかいふ変な部分はある。 しかし全体的にかなり納得・共感した。たとへば、知ったかぶりをする子供は進歩がないとか、カントの規則正しい生活と血圧とか、見切り法とか、知的生活と縁のない配偶者とか。なるほど!である。しひて言へば知的空間のための建築の部分があまり現実味がないが、まあ理想を高く持てといふことであらう。
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