1,800円以上の注文で送料無料

水上勉作品集 日本の戦争
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

水上勉作品集 日本の戦争

水上勉【著】

追加する に追加する

水上勉作品集 日本の戦争

定価 ¥1,980

220 定価より1,760円(88%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新日本出版社
発売年月日 2008/02/10
JAN 9784406051231

水上勉作品集 日本の戦争

¥220

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/12/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 水上勉作品集「日本の戦争」、269頁、2008.2発行。短編6話と長編1話が収録されています。著者水上勉氏は、徴兵検査時は肺結核で丙種。昭和19年5月に26歳で召集。「特務兵が兵隊やったら、蝶やトンボも鳥のうち」と言われた馬の世話をする輜重輸卒に入隊、1ヶ月半過ごしたそうです。短編では「比良の満月」が胸に響きました。長編の「兵卒の鬣(たてがみ)」は、著者のほぼ実体験とのことです。

Posted by ブクログ

2012/01/06

 「兵卒の鬣」を読んだ。昭和19年作者が25歳の時、召集された。京都の墨染で、馬の世話をする特務兵(昔の言い方では、輜重輸卒)だった。  軍隊の話は確かにいろいろ読んだことがあるが、こんな仕事の兵隊がいたことは初めて知った。この特務兵は、「天皇の馬」の世話をするのだが、その馬以下...

 「兵卒の鬣」を読んだ。昭和19年作者が25歳の時、召集された。京都の墨染で、馬の世話をする特務兵(昔の言い方では、輜重輸卒)だった。  軍隊の話は確かにいろいろ読んだことがあるが、こんな仕事の兵隊がいたことは初めて知った。この特務兵は、「天皇の馬」の世話をするのだが、その馬以下なのだ。

Posted by ブクログ

2010/09/20

「馬は天皇陛下の馬だが、お前たちは、その天皇の馬の世話をするために一銭五厘(召集令状のハガキの値段)で集めたものだ」 作品中、何度も出てくるこの言葉。 その時代「人の命」がいかに軽んじられていたのか。 静かな怒りと哀しみを湛えた作品集。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品