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大聖堂 村上春樹翻訳ライブラリー
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2007/03/10 |
JAN | 9784124035025 |
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大聖堂
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商品レビュー
4.6
46件のお客様レビュー
文学ラジオ第107回紹介本 https://open.spotify.com/episode/3ASShVN8JYXXZq1HA1gCy1?si=c5f2a9cde48e4faa 言わずと知れた短編の名手の代表作に近い短編集で、再読するとどれも印象に残っていた作品ばかり。短編って...
文学ラジオ第107回紹介本 https://open.spotify.com/episode/3ASShVN8JYXXZq1HA1gCy1?si=c5f2a9cde48e4faa 言わずと知れた短編の名手の代表作に近い短編集で、再読するとどれも印象に残っていた作品ばかり。短編って本当に不思議だと思う。タイトルや登場人物の名前なんかはすっかり忘れていたけれども、描かれていることの断片がしっかりと残っていて、読み返すと初読のときの気持ちをすぐに思い出すことができる。
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繊細で温かみのある短編が揃っている。労働者とかうだつのあがらない人々の生活が描かれており、派手さはないけれど、読み終わった後の余韻が胸に残る味わい深い作品が多かった。
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「三流のすすめ」に続いて、新相対性理論の中で紹介されていて興味を持ったので読んでみた。レイモンド・カーヴァーはこれまでもいくつか読んでいたけど(主に院生のころに読んでいた)、これまでイマイチその良さがよくわからずに、なんかよさげなんだけど「人間に冷たい」印象を持っていて、そこまで...
「三流のすすめ」に続いて、新相対性理論の中で紹介されていて興味を持ったので読んでみた。レイモンド・カーヴァーはこれまでもいくつか読んでいたけど(主に院生のころに読んでいた)、これまでイマイチその良さがよくわからずに、なんかよさげなんだけど「人間に冷たい」印象を持っていて、そこまで好きではなかった。 でも今回、たぶん、導入のテス・ギャラガーのまえがきが存在していたからだと思うのだけど、レイモンド・カーヴァーが私が感じていたようなこと(それはそれでそのときの私の感覚が感じたことだから間違ってはないとは思うんだけど)のつもりではなくて、もっと「人たち」に温かいまなざしを注いで書いていたことが感じられた。 以前の私はたぶん、世の中に自分とは違う世界を見ていて、そこでの苦しみが当たり前になってしまっている人たちがいることに、気づいていなかったのだ。視野が狭かったのかもしれない。 「ささやかだけれど、役に立つこと」は、この短編集の中でも個人的にはとびきりの一篇になった。なんなら泣いた。一つの奇跡を目撃したみたいな気持ちになった。人と人との間にはこんな奇跡が起こりうるのだ。 レイモンド・カーヴァーすごい。昔イマイチ…と思ったものも全部読み返してみたくなった。
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