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坂の上の雲(三) 文春文庫
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坂の上の雲(三) 文春文庫

司馬遼太郎(著者)

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坂の上の雲(三) 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1978/02/25
JAN 9784167105303

坂の上の雲(三)

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商品レビュー

4.2

9件のお客様レビュー

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2010/05/28

対ロシア戦に向けて海…

対ロシア戦に向けて海軍の充実が急務となる。海軍は藩閥の名残りで薩摩出身者が多かったが、山本権兵衛、西郷従道など優れた将がいた。後の東郷平八郎も同様だが、薩摩人一般というのは大将に向いているようだ。

文庫OFF

2025/06/05

日露戦争開戦。登場人物全員覚悟が決まってるし、国を背負って戦っている。自分可愛さに甘えた気持ちが微塵も無い。そりゃ維新も起こせるし、明治の経済発展も実現するし、その息吹を生で感じた世代は戦後の経済成長も成し遂げるわけだ。今の日本には国や社会のことを真面目に考えられる精神的に成熟し...

日露戦争開戦。登場人物全員覚悟が決まってるし、国を背負って戦っている。自分可愛さに甘えた気持ちが微塵も無い。そりゃ維新も起こせるし、明治の経済発展も実現するし、その息吹を生で感じた世代は戦後の経済成長も成し遂げるわけだ。今の日本には国や社会のことを真面目に考えられる精神的に成熟した大人はどれだけいるのだろう。

Posted by ブクログ

2024/09/24

子規の死がこの巻だったのかと読了後にパラパラとめくり直して改めて気付いた次第。 それくらい情報量が多いというか、話がかけ離れたところに進んでいくというか。松山の三傑というのはあくまで舞台回しであって、やはり日露戦争がこの作品の主題ぞな。 まったくもって回りくどいというか何というか...

子規の死がこの巻だったのかと読了後にパラパラとめくり直して改めて気付いた次第。 それくらい情報量が多いというか、話がかけ離れたところに進んでいくというか。松山の三傑というのはあくまで舞台回しであって、やはり日露戦争がこの作品の主題ぞな。 まったくもって回りくどいというか何というか、でもこれが魅力なんだろうな。 しかしヨーロッパの差別意識とそこから噴出した様々な事象、今でも歴史の基層に息づいてますよね、率直に言って。自分の身の回りにあります、目を凝らして過ぎるほど慎重に考えるべしです。

Posted by ブクログ