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遠き落日(下) 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1992/07/10 |
JAN | 9784041307151 |
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遠き落日(下)
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
ほぼ無一文でアメリカ…
ほぼ無一文でアメリカに渡った野口英世が、蛇毒の研究によって頭角を現してから、アフリカで黄熱病に倒れるまでを描く。得意の絶頂期にすでに差し始めた暗い影。自らの研究に誤りがあるのではないかという不安との戦い。ここに描かれているのは、あまりにも人間くさい、生身の野口英世だ。
文庫OFF
目の前に野口英世が活躍している情景が目に浮かぶ。当時 、世界でこれほどまでに活躍してきたとは知らなかった。 偉人としてではなく、1人の人間として愛すべき人物である。
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当時の顕微鏡では発見不可能な黄熱病のウィルスを追い求め、自らの研究中に黄熱病に感染してしまい生涯を終えてしまうとは、何とも皮肉で悲劇的で不憫で切ない最期である。最後は泣けてきた。 小説としては、素晴らしくて一気読みしてしまった。
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