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ジャガイモの世界史 歴史を動かした「貧者のパン」 中公新書
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ジャガイモの世界史 歴史を動かした「貧者のパン」 中公新書

伊藤章治【著】

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ジャガイモの世界史 歴史を動かした「貧者のパン」 中公新書

定価 ¥924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2008/01/25
JAN 9784121019301

ジャガイモの世界史

¥220

商品レビュー

3.6

33件のお客様レビュー

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2025/02/01

ジャガタラから来たイモ、貧者のパンと呼ばれるジャガイモを通じて学校で習う世界史とは違った一面がわかる。著者はもともとジャーナリストであり、本当に世界各地を訪ねて地元の人の声を拾って書いているのが印象的。それが冗長的に感じる部分もあったが。 ドイツやアイルランド、さらにルーツであ...

ジャガタラから来たイモ、貧者のパンと呼ばれるジャガイモを通じて学校で習う世界史とは違った一面がわかる。著者はもともとジャーナリストであり、本当に世界各地を訪ねて地元の人の声を拾って書いているのが印象的。それが冗長的に感じる部分もあったが。 ドイツやアイルランド、さらにルーツである南米の話は他の本で読んでいたので私の知識とは重なっていたが、先述のように地元の暮らしが浮かび上がるように描かれるのはよい。世界史なのだけどジャガイモに救われた人々の顔がイメージできてしまう。ロシアの話、および足元の日本の東北や満州開拓民の話は知らなかったので参考になった。 なお、コラムもよい。中南米のパパがスペイン人事部をよってパタタの呼び換えられたことから始まる各国の呼び名、見た目が浮くしくないが故の偏見、アンネ・フランクとジャガイモなどなど。大袈裟だがジャガイモへの愛が芽生えてくる。 読了後、貧しい状況に置かれたときヒトは食べ物とどう向き合うかを考えると地域や民族の違いもあるのかななどと想像が膨らみ、なかなか楽しかった。

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2024/08/12

 書題が印象的であり手に取りました  スゴク剥きにくい、味が地味、程度の思いしか抱いていなかったジャガイモ    そんなお芋が実はとても強いやつでみんなが頼みにする存在であり、、それが故に滅亡の原因ともなったり…  新たなジャガイモへの見方を得られたので買ってよかったです。 ...

 書題が印象的であり手に取りました  スゴク剥きにくい、味が地味、程度の思いしか抱いていなかったジャガイモ    そんなお芋が実はとても強いやつでみんなが頼みにする存在であり、、それが故に滅亡の原因ともなったり…  新たなジャガイモへの見方を得られたので買ってよかったです。  (とても見やすい図と衝撃的な写真付きで深い理解の手助けになりました)

Posted by ブクログ

2024/05/17

貧者のパンと呼ばれる、ジャガイモ。 アンデス原産の穀物は、スペイン人の侵略の結果ヨーロッパにもたらされ、その栄養価と栽培の容易さから、ぶっちゃけ、人類の維持拡大に多大なる貢献をしてきたわけだ。 4大穀物、米、麦、トウモロコシと、ジャガイモ。 特に寒冷地においては、ジャガイモなく...

貧者のパンと呼ばれる、ジャガイモ。 アンデス原産の穀物は、スペイン人の侵略の結果ヨーロッパにもたらされ、その栄養価と栽培の容易さから、ぶっちゃけ、人類の維持拡大に多大なる貢献をしてきたわけだ。 4大穀物、米、麦、トウモロコシと、ジャガイモ。 特に寒冷地においては、ジャガイモなくして、生活の維持はできなかった。 そんなジャガイモにまつわる、人類史のピックアップ。 なのだが、期待外れだったな。どれも散発的で、だから?という感想。 ほぼ唯一刺さったのが、足尾銅山鉱毒事件。あれ、歴史では習って社会問題化したって知ってたけど、その結果何が起きていたか気にもしてなかった。 解決としては、村民を北海道の開拓地へ送り込むって荒業やったんだ。全員ではないけど。 そこにジャガイモなくしては、生き延びることもできなかったろうって話。 個人的にはサツマイモの方が好き。

Posted by ブクログ