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プールサイド小景・静物 新潮文庫
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プールサイド小景・静物 新潮文庫

庄野潤三(著者)

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プールサイド小景・静物 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2002/05/01
JAN 9784101139012

プールサイド小景・静物

¥495

商品レビュー

3.7

45件のお客様レビュー

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2010/05/28

収録されている七つの…

収録されている七つの作品は、どれも日常的でありながらそのバランスが常に危うい。どうかすると、今にも崩れ落ちそうな予感を秘めているのである。それでも崩れずにとどまっていることが、まるで奇跡のようにすら感じられるほどだ。そして気づく。よくよく周囲を見渡してみれば、わたしたちの日常もそ...

収録されている七つの作品は、どれも日常的でありながらそのバランスが常に危うい。どうかすると、今にも崩れ落ちそうな予感を秘めているのである。それでも崩れずにとどまっていることが、まるで奇跡のようにすら感じられるほどだ。そして気づく。よくよく周囲を見渡してみれば、わたしたちの日常もそういう危険を孕んでいることに。

文庫OFF

2010/05/28

なにげない家族の日常…

なにげない家族の日常の中に、家族に対する愛情、信頼、疑いなどが、こまやかに描かれています。「イタリア風」という短篇に出てくるおじいさんに、笑いつつも感心してしまいました。

文庫OFF

2024/08/16

著者、庄野潤三さん、ウィキペディアを見ると、次のように書かれています。 ---引用開始 庄野 潤三(しょうの じゅんぞう、1921年(大正10年)2月9日 - 2009年(平成21年)9月21日)は、日本の小説家。庄野英二の弟。大阪府生まれ。九州大学東洋史学科卒。『愛撫』で認...

著者、庄野潤三さん、ウィキペディアを見ると、次のように書かれています。 ---引用開始 庄野 潤三(しょうの じゅんぞう、1921年(大正10年)2月9日 - 2009年(平成21年)9月21日)は、日本の小説家。庄野英二の弟。大阪府生まれ。九州大学東洋史学科卒。『愛撫』で認められ、『プールサイド小景』で芥川賞受賞。「第三の新人」の一人と目され、『静物』『夕べの雲』など、都市生活者の不安定な日常を、穏やかな描写と叙述で深く彫り上げた作品を多く発表した。晩年は、老夫婦の生活や孫とのふれあいをテーマに連作を書き継いだ。日本芸術院会員。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 大金を使い込み、突然会社をクビになった夫。妻が問いただすと、つらい勤めの苦痛や不安を癒すため毎晩のようにバーに通いつめていたという。平凡な中年サラリーマンの家庭に生じた愛の亀裂――日常生活のスケッチを通し、ささやかな幸福がいかに脆く崩れやすいものかを描いた芥川賞受賞作『プールサイド小景』、家庭の風景を陰影ある描写で綴った日本文学史上屈指の名作『静物』等、全7編を収録。 ---引用終了 『プールサイド小景』は、静かながら、妙にリアリティーのある作品と思いました。 『プールサイド小景』は、芥川賞受賞作とのことなので、当時の受賞作を見ておきましょう。 第31回 「驟雨」 吉行淳之介 第32回 「アメリカン・スクール」 小島信夫 第32回 「プールサイド小景」 庄野潤三  第33回 「白い人」 遠藤周作  第34回 「太陽の季節」 石原慎太郎 第35回 「海人舟」 近藤啓太郎

Posted by ブクログ

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