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灰色の北壁 講談社文庫

真保裕一【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/01/15
JAN 9784062759557

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商品レビュー

3.7

55件のお客様レビュー

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2023/06/21

ミステリー要素もとても良いが 友達やライバル同士山にかける思いや熱さや嫉妬、心の葛藤など登山家の心情が凄く良く描かれている。 とにかく雪山の描写や表現が凄い。 目の前に北壁が浮かぶ〜

Posted by ブクログ

2023/04/29

3編の山岳ミステリー 3編とも雪山での遭難が中心となったミステリーだけど、どの話も見えない敵に追い詰められるようなものではなく、結末は暗闇の中にポッとロウソクが灯されたような温かみを感じさせてくれる物語でした。 それにしても、真保さんの描く雪山の情景は相変わらず迫力があるね。暖か...

3編の山岳ミステリー 3編とも雪山での遭難が中心となったミステリーだけど、どの話も見えない敵に追い詰められるようなものではなく、結末は暗闇の中にポッとロウソクが灯されたような温かみを感じさせてくれる物語でした。 それにしても、真保さんの描く雪山の情景は相変わらず迫力があるね。暖かい部屋で読んでいても体が震えそうだった。(o^^o)

Posted by ブクログ

2023/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

山に登る人たちの短編集。 山岳小説を買い漁ってたときの積読本。 ようやく読めた〜! 山が舞台ではあるんだけど、ミステリーのような、先が気になる!という要素が強かった! いままで読んできた山が舞台の小説は、山に登っているという極限状態にあるからこそ、人の感情が素直に表に出てきて、人間の根っことか、本性とかがわかるような話が多かった気がするし、それが読みたくて山岳小説を買い漁ってたんだなぁと気づいた。 泥臭い山登り人間の小説を読みたい人には、ちょっと違ったかも?となるかも。 一番好きだったのは最初の『黒部の羆』。 まさかのプチ叙述トリックものだった! 山に入るまでは長いな〜と思ってたけど、山に入ってからの2人の視点が面白い。 死の恐怖と背中合わせだからか、人間の本性が出てくる。それが読んでて楽しい。 まさか叙述トリックだとは思ってなかったから、読み終わったあとページを遡って、ああ!そうだったのか!と。

Posted by ブクログ

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